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4-4-2の新スタイルでC大阪と対戦

 今夏、Jリーグ移籍ウインドーは8月7日まで。
 本日の追加登録で、原則として今夏の移籍が終了となります。
 ここまでのジェフは富澤を完全移籍で、安、松田をレンタル移籍で補強し、城西大GK大野を特別強化指定選手として登録。
 仲村がYSCCへ、河津が沼津へレンタル移籍することになりました。


 明日ジェフと再戦するC大阪は、シーズン中にフォルランカカウなど大物選手が退団。
 エジミウソン、マグノ・クルスを獲得し、永井、秋山などをレンタル先から復帰させました。
 また、正GKキム・ジンヒョンが右鎖骨骨折で全治3か月と診断され、大宮を退団していたGK北野獲得も決めています。
 以前にも話しましたが、フォルランカカウなどの放出で、チーム全体のバランスは改善されたように思います。



 シーズン序盤は玉田、フォルランカカウの3トップで、外国人FW2人は守備免除のような状況でした。
 それが2人が退団してからは、4-4-2のシンプルな2トップに変更。
 それによって、成績も伸びていった印象です。


 現在では3月末に補強した田代と玉田の2トップが、攻撃の起点となっている印象です。
 田代が空中戦でも足元でもポストプレーのターゲットとなり、そこから2列目の選手が飛び出していく。
 あるいは、玉田が前にボールを持って仕掛けていく。


 CF田代が起点となることで、攻撃のスイッチがはっきりするようになったように思います。
 今季のJ2は前線で戦えるターゲットマンの貢献が、1つのカギになっている印象がありますね。
 ボックスディフェンスが流行している中で、それを攻略するには中央にて強さでポイントになれる選手が必要ということなのでしょうか。
 ただ、C大阪もその田代を封じられると、起点が作られなくなる。
 あるいは田代が落とした後は個人技に任せ過ぎている部分があり、その先の連携に課題があるようにも思います。



 また、守備ではフラットな4-4-2を形成。
 上下左右の関係性を大事にする4×4のボックスというよりは、横のラインを重視するラインディフェンスといった印象があります。
 ラインの上げ下げを大事にして、最終ラインが積極的に前へ押し上げる形を取っているように思います。


 しかし、前からのプレスが効いていなくてもラインを上げるところもあり、後方のスペースを狙われることも。
 また、逆サイドにもスペースが出来がちな印象があります。
 ジェフとしては、そこをうまく取れるかどうかが重要ではないでしょうか。



 攻守に積極的に前に出ていく傾向が強いだけに、アプローチが速く運動量も豊富な山口蛍の存在が重要なのではないかと思いますが、現在は日本代表に招聘されておりチームを離脱中。
 苦しんでいる日本代表の中でも山口は活躍しているだけに、不在の影響は大きいでしょう。
 また、7月12日の札幌戦で脳震盪を起こした扇原も、それ以降欠場が続いておりジェフ戦で出場できるのかわからない状況です。
 ちょっと長引いている印象もあるだけに心配ですね。


 それだけに、新加入の選手が重要になるのではないかと思います。
 スポニチには21歳の秋山がスタメン出場し、ベテラン橋本とダブルボランチを組むのではないかと言われています。
 今季前半の秋山は愛媛にレンタル移籍していましたが、前節は古巣となるその愛媛と対戦。
 前への守備で貢献していましたので、そのあたりが期待されるのではないかと思います。


 前節のC大阪は愛媛相手に1-2の敗戦。
 6月こそ好調で負けなしの成績でしたが、ここ4試合では2勝2敗と一時の勢いが若干鈍っているように思います。
 新加入の選手が活躍してもう一度調子を上げていけるかどうか、大事な時期に差し掛かっているのかもしれません。



 一方のジェフは、前節徳島戦で6試合ぶりの勝利。
 前節から、4-4-2で後方に構えて戦うスタイルに変わった印象です。
 明日の試合でも攻撃的なチームであるC大阪とアウェイで対戦することを考えると、このスタイルで戦っていくのではないでしょうか。


 この試合から松田が出場可能となるはずで、どのように使っていくのかも注目です。
 チームとしてはスタイルが変わって間もない状況ですから、まずはこの戦い方を調整していくことが重要なのではないでしょうか。
 まずはしっかりと自分たちのスタイルを、作り上げていってほしい状況ではないかと思います。



 お互いに昇格を目指すチームなだけに、大事な試合となってくるのではないでしょうか。
 気温が高く選手にとってはつらい時期だとは多いますが、昇格を争うのにふさわしい良い試合を期待したいと思います。