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金沢戦、"飛び道具"中村の出場は?

 シーズン前半戦ラストゲームとなった岐阜戦に3-1で勝利したジェフ。
 順位も1つ上げ4位としました。
 10勝5敗6分けでの勝点36で、シーズン後半戦に臨むことになります。

 今週は水曜日にJ2が行われます。
 ジェフの対戦相手は3位の金沢。
 シーズン後半戦スタートとなる試合で、いきなり上位チームと戦うことになりますね。
 しかも、週の半ばの試合で、アウェイゲームということになります。



 今季からJ2に昇格した金沢は開幕から3試合こそ1勝2敗でスタートしますが、そこから13試合負けなし。
 第11節、12節終了時には、J2首位にも立ちました。
 しかし、6月に入ってからは1勝2敗1分。
 前節北九州戦も1-1の引き分けで、一時ほどの調子ではないのかもしれません。


 守備においても、ブロックを作る守り方は変わっていませんが、相手の揺さぶりに遅れることが増えているように思います。
 以前はどこにボールが入ってきても、固く守れていた印象があるのですが、現在は素早くボールを展開されると、対応が遅れる印象があります。
 攻撃においても基本的にはハーフカウンターとセットプレーといった印象ですが、最後のゴール前の強さにおいて若干の悩みがあるのかなと思います。


 とはいえ、チームの方向性は明確で、やろうとしているサッカーは変わっていないと思います。
 明確な組織を持ってチームとして戦うサッカーなだけに、大きく崩れることはないのかもしれません。
 今後も安定して、勝点を重ねられるチームなのかなとも思います。



 対するジェフで心配なのは、岐阜戦で負傷交代した中村。
 どういった状況なのかはまったくわかりませんが、欠場となれば大きな痛手となるでしょう。
 田代、佐藤祥、大岩、金井など、左SBをこなさせそうな選手はいなくはないですが、中村の代わりとしては計算しにくいと思います。


 前節岐阜戦の前半もそうですが、中村のプレースキック、クロスはチームの攻撃が停滞に陥った状況で、大きな武器となります。
 他の選手と連携して形を作るというのではなく、外から精度の高いボールをけってチャンスを作る形ですので、いわば中村の左足は"飛び道具"のような形になっていると思います。
 それだけに、ポジションを埋められるかどうかというのは大きな問題ではなく、中村のようなキックを持つ選手が他にいるかどうかが重要になってくるのだと思います。
 関塚監督時代の川崎でいう中村憲剛に近い存在ですね。


 逆に組織的にはまっていないこともあって、ハイプレス時などには中村がうまく絡めないことも多い。
 スピードがあってフィジカルの強いタイプではないだけに、本来はプレッシングサッカーには不向きな選手と言えるでしょう。
 金沢戦でも前からのプレスをかけていければ、もし中村が欠場となっても戦えるかもしれませんが、中3日の連戦でこれまでの試合でもプレスが効かないことが増えてきていることを考えるとどうなのか…。


 中村が良い状況でプレーできればそれが一番だとは思いますが、中村が欠場してプレスも効かないとなると難しい試合になるかもしれません。
 しかし、プレスを安定して行っていくのは難しいであろうことはここまでの試合でも見えていると思いますし、中村のような"飛び道具"にばかり期待するだけでは残りハーフシーズンを乗り越えられないと思いますから、やはり新たな軸を作っていくことが重要なのではないでしょうか。
 それが今シーズン後半の大きな課題になるかもしれませんね。



 明日の更新はお休み。
 気候が不安定なせいか、若干体調を崩してしまいました。
 風邪がはやっているようですし、皆さんも体調にはお気を付けください。