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イラク代表との親善試合は4-0の勝利

 イラク代表の守備に締りがなく大差になってしまったので取り上げるかどうかも迷った試合ですが、今日取り上げておかないとこの試合に関して取り上げるタイミングもなくなってしまうのでとりあえず。
 イラクも16日には台湾とのW杯予選を控えているわけですが、「本番になれば本気を出す」というメンタリティなのでしょうか。
 今回は調整試合くらいに考えているのかもしれませんね。


 5分に決めた日本代表の1ゴール目は、イラクオフサイド崩れ。
 9分には2得点目はCKからニアで競って、どフリーになった槙野がゴール。
 もちろんそこでしっかりゴールに結びつけるのはさすがとも感じたのですが、相手が試合の立ち上がりでエンジンがかかり切っていない印象がありました。
 実際それ以降もイラクの守備は前にプレスに行けるでもなく、後方のスペースを埋めるでもなく甘さが目立ちましたが、日本代表も立ち上がりほど良い時間帯ばかりではなかった印象で。
 特に後半入って大幅にメンバーを変えるまでは、動きも重くなり攻撃の勢いも落ちていった印象でした。



 ジェフもそうですが、前に速さ、強さを重視するチームだからこそ、立ち上がりに相手を押し込みやすいところがあるのでしょうか。
 加えて相手の守備に甘さがあるチームには強いというところも、共通しているように思います。
 当たり前ではありますが、前に速い攻撃ということは、相手の守備が揃う前に攻めきるというところが大きなポイントとなる。
 守備の甘いチームは守備を揃えるのが遅くなりがち(あるいは揃えきれない)なわけで、そこに対して積極的に攻め込むことでチャンスを作れるとうことになると思います。


 それだけに問題になるのは、守備が整った相手にどのような攻め方ができるかということになると思うのですが、今回はそこのテストにはならなかったですね。
 ただ、ハリルホジッチ監督が指揮してからの2試合に関する感想でも話しましたが、単純に縦に速いだけではないところはあるように思います。
 あの時もボランチからの楔のパスにFWが受けて、他の選手が走りこんでそこを狙って速いパスを出すという形が見られたように、今回も同様の攻撃は作れていたように思います。


 後方からのパスに本田や岡崎が受けに下がって、そこに出た瞬間に反応して走りこんでいったSBに横パス。
 あるいは後方に一度戻して他の選手が裏で走りこんだところに、ダイレクトでスルーパスを狙うといった形でチャンスをつくろうとしていた。
 これがどこまで熟成されていくか。
 守備が安定しているチームにも通用するかどうか。
 これが特に相手に警戒されるであろうアジアでの試合では、重要になってくるかもしれない。
 結局、攻撃面でのポイントは早い攻撃ではなく、そちらになってくる可能性もあるのかもしれません。



 その他、縦からのプレッシングからのハーフカウンターは、アギーレ監督時代からも見られたこと。
 もっと言えば今話した、縦パスをSHが受けてサイドや裏に展開という形もアギーレ監督時代からあったものです。
 細部はもちろん違うものの偶然継続した形なのか、あえて残したのかといったところは気になるところです。


 ともかく、まずは16日のシンガポール代表戦でしっかり勝つことが重要ですね。
 ホームでもありますし、結果が求められる試合となりますので、そこに標準を合わせて頑張ってほしいと思います。