ケータハム、マルシャのいないアメリカGP

 ケータハム、マルシャがそれぞれ破産手続きを行い、結果的に一気に4台ものマシンが姿を消すことになりました。
 小林可夢偉がいないということもあって、大分寂しく感じてしまう週末となりました。
 しかし、オースティンで行われたアメリカGPは今年も大盛況。
 初開催のロシアGPも集客面では成功したようですし、F1も決して暗いニュースばかりではないように思います。
 とはいえ、2チームの今後はいまだに不透明ですし、来季に向けての対策も不透明な状況となっていますが…。



 アメリカGPではメルセデスルイス・ハミルトンが優勝。
 予選ではチームメイトのニコ・ロズベルグポールポジションを譲りましたが、決勝レースでは両者が接近戦を演じ、23週目にコース上でロズベルグを抜き去り、ハミルトンがこのレースを制しました。
 これでハミルトンは5連勝。
 チャンピオンシップ争いにおいて、ロズベルグとの差を広げたことになります。


 3位にはレッドブルダニエル・リチャルド
 メルセデスエンジン有利と思われたこのレースで、3位表彰台は立派だと思います。
 4位にはフェリペ・マッサ、5位にはバルてり・ボッタスとウィリアムズの2台が続き、6位にはフェルナンド・アロンソ、7位にはセバスチャン・ベッテル
 ベッテルはエンジン交換でピットスタートだったにもかかわらず、ここまで上がってきました。


 8位にケビン・マグヌッセンが付け、9位ジャン・リュック・ベルニュ、10位ロメイン・グロ−ジャンまでがポイント圏内。
 スタート直後にクラッシュがありセーフティーカーの入る荒れたレースだったとはいえ、ベルニュやグロージャンといったドライバーも頑張りを見せたレースだったと思います。 
 このあたりが来季のドライバーシートにもかかわってくることでしょう。



 次戦は連戦でブラジルGP。
 そして、1週おいて最終戦アブダビはダブルポイントルールということになります。
 ダブルポイントルールのため、チャンピオンシップ争いもまだわからない状況となっていますね。