トップは熊本と対戦 レディースは仙台と大一番

 お盆期間中の週末。
 ジェフのトップチームは17日に熊本と対戦しますが、前日16日にジェフレディースが大事な試合を迎えることになります。
 今年からなでしこリーグは、レギュレーションを変更。
 2回戦総当りを行った後に、上位6チームと下位4チームに分かれて、順位を決定するエキサイティングシリーズを実施します。
 オーストラリアのAリーグスコットランドプレミアリーグなどが、同様のレギュレーションを取り入れているはずです。
 詳しいレギュレーションなどは、こちらなどでご確認を。


 ジェフレディースは、17日に行われるレギュラーシリーズ最終節を控えた状況で現在7位。
 明日対戦相手であるベガルタ仙台レディースは、ジェフレディースと勝点同数で6位。
 この試合に勝てば、ジェフレディースは上位リーグに参加できることになります。
 しかし、7位以下となれば下位リーグ出場ということになり、最下位のチームは来季なでしこ2部リーグに降格、9位のチームは入れ替え戦に参加する可能性が出てきます。
 逆に上位リーグに参加となればここから優勝の可能性も出てくるわけですから、明日の試合は大きな分かれ道と言うことになります。



 なでしこリーグ全体で考えると、このレギュレーションが成功するかどうかというところも含めて、興味深いチャレンジですね。
 ジェフレディースは上位リーグと下位リーグの瀬戸際に立たされているわけですから、渦中のクラブということになるのでしょう。
 トップチームのJ1昇格プレーオフ参加も含めて、最近は何かとレギュレーション変更に関係してきていますね…(笑)


 ジェフレディースベガルタレディースの試合は16日18時から。
 元市原臨海球技場、現ゼットエーオリプリスタジアムで開催となります。



 さて、ジェフトップチームは翌17日にアウェイで熊本と対戦。
 熊本は現在6勝10敗10分で19位と低迷。
 ここ8試合を見ても、1勝6敗1分と厳しい状況になっているようです。


 攻撃面においてはショートパスをつなぐ意識が強く、ポストプレーを絡めながらサイドを突破していく形を狙っているのだと思います。
 ただ、一方で守備に関しては課題もあるのでしょうか。
 前節は讃岐と1-1の引き分けで、ボールを支配する時間も長かったですが、ジェフ対策をどうとってくるかが注目ではないかと思います。


 なお、熊本は橋本拳人がジェフ戦で出場停止。
 先日ジェフはFC東京から幸野をレンタルで獲得しましたが、橋本もFC東京からレンタルで熊本に加入しているボランチの選手ですね。



 対するジェフはまず井出の状況が、気になるところではないかと思います。
 湘南戦の引き分けも井出がうまくゴール前に飛び出したからこそ生まれたものであり、ここ数試合の井出の勢いというのはチーム全体においても見逃せない存在になっていたのではないでしょうか。
 もし出場できなかった時に、代わりの選手をうまく活かせるかどうかという部分も気になってくるところですね。


 前節の横浜FC戦では、比較的相手に引かれる時間帯が長くなったこともあって、得点が奪えずに終わりました。
 関塚監督が就任してからリーグ戦で2勝3分となっていますが、勝ち星を挙げた2試合では共に早い時間帯にゴールを決めて、そこからは守備を重視しながらカウンターを狙う形で戦えました。
 よって早い時間帯に得点を奪えるかどうか。
 そして、早い時間に得点を奪えず相手に引かれた状況になった場合に、どう攻撃の形を作るかが今後のポイントになるのではないかと思います。



 ジェフからすればアウェイゲームですし熊本も決して油断できる相手ではないと思いますが、ここ数試合は結果が出せず波に乗り切れていない印象のあるチームと言えるでしょう。
 ジェフとしてはここ2試合は引き分けと勝ちきれていない状況ですし、しっかり結果を出したい試合ということになるのではないかと思います。



 週末は帰省するので、次回の更新は未定です。
 月曜日中には更新したいと考えております。
 来週はいつもと違って、ちょっと不定期になるかもしれません。
 ご了承ください。