韓国GP、今年も波乱の展開が?

 シンガポールに続いてのアジアラウンド。
 今週末は韓国GPが開催となります。
 2010年からスタートした韓国GPですが、初年度は設備が間に合わず、運営面のつたなさを露呈してしまいました。
 3年目の開催となった昨年も一部芝生がはがれるなどの問題が起こり、観客動員にも苦戦。


 来年はロシア、オーストリア、メキシコ、ニュージャージーが増えることもあり、韓国は今年限りで終了となるのではないかと噂されていました。
 その後、発表された来年度カレンダーには無事残りましたが、全22戦と非常に数が多いですので、ここから脱落するレースが出てくるのではないでしょうか。
 韓国は3年契約だったということもあり、赤字も言われていますので、メキシコ、ニュージャージーなどとともに脱落候補の1つとなっています。


 あらかじめ多めに候補を上げておいて、急遽準備の間に合わなかったGPが出ても、開催数を減らすことなく運営することができる…。
 そして、もし開催できるサーキットが多くなり過ぎれば、何らかの理由をあげて脱落させればいいと。
 ずるくも見えますけど、賢い運営方法ですね。



 その韓国GP。
 個人的には純粋にレイアウトは嫌いではないサーキットですので、そろそろ成功してほしいところでもあるのですけど、今週末は台風23号が接近する可能性が出てきているそうです。
 台風に関しては日本GPも影響が出たことがあり、2004年に土曜日の日程がキャンセルされ、史上初めて日曜日の午前に予選、午後に決勝を行ったことがあります。
 日程が変更されると視聴する側も大変ですので、できれば何もなく終わってほしいところなんですけどね…(笑)


 そして、来週には日本GPが行われます。
 日本GPを盛り上げるためにも、韓国での良いレースに期待したいと思います。