好調水戸相手にスタメンは
今週末のジェフは水戸対戦。
水戸は現在10位ではありますが、ここ4試合では3勝1分と好調。
ジェフは先週末、4連勝中だった徳島に敗れていますし、今週末の水戸も嫌な相手ということになりますね。
ジェフからすればホーム・フクアリで2連戦目の試合ということになりますし、なによりも徳島戦の敗北をズルズルと引きずらないことが大事だと思いますので、水戸戦では負けないことが大事になるかなと思います。
徳島戦での試合内容は悪いものではなかったですし、順位も3位をキープしているわけですから、ここで変に焦ったりすることはないと思います。
まぁ、できれば最低でも引き分けたい試合ではあったとは思いますが。
ちなみに、J2上位のこれまでの成績を確認すると…。
G大阪 15勝9分2敗 勝点54
神戸 16勝5分5敗 勝点53
ジェフ 13勝8分5敗 勝点47
京都 13勝7分6敗 勝点46
長崎 13勝7分6敗 勝点46
意外にも神戸の方が勝利数ではG大阪よりも上。
G大阪はその分引き分けで勝点を稼いでいます。
捉え方を変えればG大阪は負けていないことで、首位に立っているとも言えるかもしれません。
まぁ、ジェフも京都、長崎などとの成績差を見ると引き分けが多い分3位にとどまっていられるわけで、そもそも上位2チームとは勝ち星の数で水を空けられているわけですが。
ただ、勝点1差が最終的なクラブの運命を決める可能性もなくはないですし、徳島戦のような試合を引き分けにでも持ち込める力が欲しいところではないでしょうか。
さて、水戸戦では前節徳島戦での一発退場により、キムが出場停止ということになります。
キムは前々節の愛媛戦でも累積警告のため出場停止でしたが、竹内がしっかりとその穴をカバー。
ルーキーの栗山が練習試合などでも良いプレーを見せているという話は耳にしますが、愛媛戦での竹内のプレー内容を考えれば今回も竹内がスタメン出場するのではないでしょうか。
昨年、山口智が負傷によって戦線を離脱しその間チームが成績を落としてしまいましたが、その間にパートナーの竹内も疲労による影響かコンディションを落としていて。
山口不在だけでなく竹内の不調も影響して、チームの守備が崩壊していたように見えました。
今年も気温が上がり始めてから竹内のプレーは若干重くなっていたように見えるのですが、キムがスタメン出場するようになって結果的に竹内が休むことになったため、途中出場でも安定したプレーを見せていたし、愛媛戦でも悪くない試合が出来ていたのではないかとも思います。
これから夏場にかけて山口智などベテラン勢の体調も心配になってきますが、キムの抜擢もあって竹内も控えているし栗山など若手にも期待したいし、CBは良い関係性が作れているのかもしれませんね。
ケンペスあたりも少し休むことができれば、運動量は回復するんでしょうか…。
しかし、代わりの選手がいなければ、休ませることも難しいですしね。
また、前節の途中から兵働が戦線に復帰。
まだ試合勘が戻ってきていないのか、コンディションが万全ではないんか、イージーなミスも目立っていましたけど、それでもしっかりと結果を残し存在感をアピールしていました。
今回は得点という形でしたが、ラストパスの精度などを期待したい選手ではないかと思います。
ただ、先日取り上げたように、クロスなどに対してゴール前に人数が足りていない問題というのが起こっていて、これに関しては徳島戦だけに限ったものではないと思います。
ゴール前への飛び出しという意味では、谷澤、田中あたりの方が期待できるかもしれないし、運動量やスタミナなども気になる部分です。
どうしても怪我明けの選手だとか、新しい選手に期待が向かれがちですけど、メンバーを変えることによるメリットだけでなくデメリットも考えられるわけですから、様々な観点で見ていきたいところかと思います。
水戸戦が終われば、北九州(現在20位)、松本山雅(13位)、群馬(22位)、岐阜(21位)と試合が続きます。
順位だけがその時の強さを計る物差しではないですし、J3降格を阻止するために気持ちを込めて戦ってくるかもしれません。
しかし、それでもやはりその順位にいるだけの理由・原因というのはあるはずで、昇格を狙うジェフとしてはこの後の4試合で勝点を稼ぎたいところではないかと思います。
良い形でこの4試合に入って行くためにも、水戸戦でしっかりと結果を出して活きたいところ。
1試合負けたからといって、勢いを落とさないことが大事になってくるんじゃないかなと思います。
明日、明後日は更新お休み。