明日は天皇杯準決勝、鹿島戦

JEF

　さて、明日は天皇杯準決勝鹿島戦が味の素スタジアムで行われます。
　鹿島相手と言うだけで、なんだか懐かしく思えてしまいますね（笑）
　いや、そんなことではいけないとも思うのですが。



　今週は懐かしい話をしたこともあって、昔のジェフを思い出してしまいます。
　オシム監督時代のジェフというのはマンマークで戦っていて、基本オシム監督は相手チームにおける攻撃のキーマンに阿部をつける戦い方をしていました。
　そのため、どうしても阿部のポジショニングは低い位置になり、なかなか攻撃に転じることが出来ず、もどかしさを感じるファンもいました。
　阿部は守備だけでなく、攻撃も期待できるはずの選手でしたからね。
　考えてみれば相手のキーマンのマークを任せられているのですから、守備もしてそこから前に出てくのはそう簡単ではなかったはずなのですけど。


　ただ、鹿島は小笠原がボランチでプレーすることもあるチームで、オシム監督は小笠原を鹿島のキーマンとして考え戦っていました。
　そのため阿部は相手ボランチの位置…ようするにジェフから見ると高い位置でプレーすることができ、その結果、攻撃でも前に出ていくことが増えて、面白いプレーが見られる試合でした。
　2005年の鹿島戦などは阿部の攻撃参加による勢いもあって、良い流れで戦えていたのですが、ゴール前で得た直接FKを流れに乗っていた阿部ではなくストヤノフが勝手に蹴って外して、試合も2-2で終わってしまうなんてことがありました…（笑）
　あの試合に勝っていればリーグ優勝も…とも思える時期でしたので、悔しい記憶ですけどね。
　確かあの試合では深井が鹿島でスタメン出場していたはずです。



　あれからもう7年ということで、状況も大きく変わってしまいました。
　今回鹿島のような名門チームと久しぶりに戦えるのは嬉しいですけど、やはりできればあの頃のようにJ1の大舞台で戦って、レベルの高い試合を演じたいですね。


　まぁ、焦ってもよくないですし、今回はその準備段階も兼ねて…ということで。
　J2に定着してしまった自分たちもいいプレーができるんだというところを、J1チーム相手に見せてほしいところだと思います。



　明日、明後日の更新はお休みの予定です。