最終戦ブラジルGPでチャンピオン決定へ
さて、こちらも大一番のF1ブラジルGP。
先週末行われたアメリカGPを振り返ると、予選の段階ではチャンピオンシップリーダーのレッドブル、セバスチャン・ベッテルがポールポジション。
チャンピオンシップ2位でアロンソを追うフェラーリのフェルナンド・アロンソは、9位と落ち込み勝負あったかと思われました。
しかし、そこからまず予選で4位だったロータスのロメイン・グロージャンがギアボックス交換で、5グリッド降格のペナルティ。
これによりアロンソは8位に上がりますが、8位は偶数列グリッドでレコードラインではなくスタート地点のグリップがかなり低いことが予想されました。
実際、スタートでも偶数列のドライバーは苦しんでいましたし、16番グリッドの小林可夢偉も苦戦していた印象です。
そこでフェラーリはチームメイトである6位のフェリペ・マッサのギアボックスをあえて開けて、ペナルティを受けさせアロンソを7位にあげました。
これによって、アロンソはクリーンなポジションからスタートし、最終的には3位表彰台まで浮上。
チャンピオンシップからはすでに脱落しているマクラーレンのルイス・ハミルトンが意地を見せてベッテルを追い抜いたこともあって、最終戦ブラジルまで決着は持ち越しとなりました。
これにより、ベッテルとアロンソのポイント差は13ポイント差。
アロンソがドライバーズチャンピオンに輝くには、今週末のブラジルでアロンソが優勝しベッテルが5位以下になるか、アロンソが2位に入ってベッテルが8位以下になるか、アロンソが3位に入ってべテルが10位以下に沈むかしかないそうです。
シーズン終盤のベッテルの勢いを考えると、何らかのトラブルやアクシデントがなければ、難しそうな状況ではあります。
しかし、アロンソの粘りはすさまじいものがあって、シーズン終盤は優勝こそなくても確実に上位には顔を出していますので、ベッテルに何かがあれば最終戦での逆転も考えられる状況だとは思います。
ともかく今季を締めくくるブラジルGPですから、良いレースを見たいところですね。
来期シート争いをしているザウバー小林可夢偉も、締めのレースできっちりと結果を出して、来シーズンへのアピールを決めてほしいところです。
明日はたぶん更新お休みで、土曜日更新…かな?
まとめると、次の更新は未定です!