ピレリ、小林可夢偉をテストドライバーに?
F1にタイヤを供給しているピレリが、ザウバー小林可夢偉などがテストドライバー候補となっていることを明らかにしたそうです。
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現在ピレリのテストドライバーを務めるルーカス・ディ・グラッシは、レースを復帰を望んでいるということで候補ではあるものの、今期で契約が切れるそうです。
また、2009年から2011年までトロ・ロッソでF1に参戦していたハイメ・アルグエルスアリや、11年までフォース・インディアで活躍していたものの傷害事件を起こしてF1を離れていたエイドリアン・スーティルなどの名前もあがっているようです。
しかし、それぞれフォース・インディアなど中堅チームのF1シートを争っている状況ですね。
小林可夢偉の状況を確認すると、ザウバーの来期シートにはニコ・ヒュルケンベルグの移籍が決定。
残るシートに関してはメキシコスポンサー維持のため、エステバン・グティエレスの名前もあがっていましたが、インドGPでの金曜フリー走行に出走したものの目立ったタイムは残せず、オランダ人でフォーミュラー・ルノー3.5チャンピオンになったロビン・フラインスも候補に浮上してきたようです。
当然フラインスも、実力だけでなくスポンサーなどを期待しているところがあるのでしょう。
大手スポンサーのない可夢偉としてはザウバー残留は厳しい状況のようですが、他チームも含めて交渉にあたっているという状況ではないでしょうか。
ただ、他チームもスポンサーを要求している状況ですから、決して楽ではないのだと思います。
そんな中でピレリのテストドライバー就任という選択肢に関しては、走行距離もさほど稼げないでしょうし、レースから離れてしまう問題も出てきます。
ただ、来期のシートが決まらず、数年後のF1復帰にこだわるのであれば、最悪ピレリやチームのテストドライバーというのも、考えないといけないかもしれませんね…。
もちろんF1復帰が約束されるものではありませんが、一度F1を大きく離れてしまっては、復帰も難しいと思いますし。
どちらにせよ、難しい問題だと思います。