リーグ戦ホーム最終節、松本山雅戦

 さて、今週末はフクアリ松本山雅と対戦します。
 この試合が今年度のホーム最終戦となるのかどうか。
 それがかかった、あとリーグ戦2試合となりますね。



 前節山形戦では2-0で勝利したジェフ。
 しかし、山形の状態も良いものとは言えず、そこを差し引いて考えるべきだと思います。
 得点に関してはセットプレーからの竹内のゴールと、相手のミスから奪ってからのゴールでした。
 2ゴール奪えたことは前向きなポイントだとは思いますが、試合全体でみると攻撃の内容は決してそこまで良いものといえなかったと思います。


 そのあたりを考えても、前節出場停止だった兵働はスタメン復帰するんでしょうね。
 それがなくても、今までチームの軸として考えられてきた兵働ですから、復帰は濃厚なのでしょうけど。
 そして、1トップなら荒田よりも藤田ということになるのでしょうか。
 守備を固めてカウンターに専念するのなら、大塚のスタメン起用も面白いような気もします。


 ただ、昨日も話していた通り、プレーオフでは90分間の試合をして引き分けとなった場合、順位が下のクラブは負けととなるわけで。
 もちろん1つでも順位を上げて自動昇格ならずとも、プレーオフにおいて優位に立っておきたいところではありますが、現在のところは6位とプレーオフ圏内でももっとも不利な状況になっています。 
 それを考えると、90分間で勝つこと、そのためにも点を取ることということが重要になります。
 プレーオフで得点を奪うためにも、リーグ戦残り二試合も積極的に点を取りに行って、攻撃に勢いをつけていかなければいけないのかなぁと。
 これは過去3年間、J2に降格してから長らくのジェフのテーマであり、課題でもある部分ですね。



 ジェフが対戦する残り2試合の相手は、11位松本山雅と15位徳島ということでともにJ1昇格もJFL降格も関係のないクラブということになります。
 そうなってくると、単純に相手の調子が気になるところです。
 松本山雅は前節栃木に敗れたものの、それまでの7試合は5勝2分。


 Jリーグ昇格1年目ですが、シーズンが進むにつれて成長しているのかなと思いますし、若いチームにとっては理想的な状況なのかもしれません。
 現在の勢いではジェフ以上なのかもしれませんし、非常に厄介な相手だと思います。
 相手の順位などは考えず、気を引き締めて戦わなければなりませんね。



 また、リーグ戦では明後日がホーム最終戦となるジェフですが、現在のところ平均観客動員数は9,020人。
 このままでいくと、J2に降格して3年で右肩下がりに観客動員が減少してしまうことになります。
 まぁ、それも仕方がないというか、毎年J1昇格を掲げて苦しんでいることなどを考えれば、道理なのかなとは思うのですが。


 加えて、今期は現在のところ甲府が平均観客動員数10,274人でJ2トップ。
 続いて松本山雅の9,359人、大分の9,355人と続いており、J2でも上位の観客動員数だったジェフですが、今期はそこまでではないという感じで。
 しかも、J2初年度で明後日の対戦相手である松本山雅にも抜かれています。
 1試合で大きく平均観客動員数が変わるものでもないでしょうけど、このあたりのデータも気になるところですね。



 ともかくチームと選手に関しては、まず残り試合に集中してベストな結果を出してほしいと思います。
 チームが良いプレーをして、結果を出せば自ずとファンも戻ってくると思いますし。
 今期も残り少ないところまで来ましたし、最後まで頑張ってほしいところですね。