J1昇格プレーオフのルールなどを再確認

 J2レギュラーシーズン残り2試合で、J1自動昇格圏内の2位京都と6位ジェフとの勝点差は4。
 ジェフは得失点差+23で、京都の得失点差は+14で得失点差では有利ではあります。
 加えて京都は最終節で現在J2無敗記録を伸ばしている甲府と対戦し、自動昇格争いはますます盛り上がりそうですが、ジェフ目線で言えば自動昇格を目指すとなると他のクラブも追い抜かなければならないわけで、簡単なことではありません。
 どちらにせよジェフはプレーオフの準備をしっかりしておく必要があると思います。



 そこでJ1昇格プレーオフのルールなどを再確認したいと思います。
 日時はJ2最終節が行われる翌週の11月18日(日曜日)と、11月23日(金曜日・祝日)。
 初戦(準決勝と呼ぶそうです)は基本的に3位対6位、4位対5位のクラブが対戦し一発勝負で、23日の決勝を目指します。
 決勝も1試合で勝敗を決めることになります。


 ただし、J1クラブライセンスを保持していなければ、プレーオフには参戦できません。
 現状のJ2だと北九州などが厳しかったようですが、大分は大丈夫なの…かな。
 Jリーグの融資は返せたとしても、その他の累積赤字はどうなってるんでしょ…。
 ちょっとそのあたりは、理解しがたい部分があるのですが。


 会場は準決勝が、対戦する上位チームのホームスタジアムで開催で
 決勝は中立地開催といわれていましたが、国立競技場での実施が決まりました。
 ジェフがプレーオフ決勝に出場することになれば、久々の国立でこれはこれで楽しみです。
 もちろん、そこまで行けるかどうかがまずは大事ですが。


 そして、重要なのが、試合方式に関して。
 90分間の試合が行われるのはもちろんですが、もしも90分間で決着がつかず引き分けとなった場合、延長戦などはなくリーグ戦での上位チームが勝者ということになります。
 3位、4位のチームはホームで戦えるメリットもありますし、現在、接戦となっている昇格争いですが、プレーオフ圏内での細かな最終順位も非常に重要になってきますね。



 ルールの詳細はこちらで。
 プレーオフは決勝戦の開催地がすでに決定しているので、チケットの販売も始まっています
 決勝のチケット売り上げはJリーグに行くのかな?
 準決勝は各チームだったりするんでしょうか…?


 まぁ、そのあたりはともかくとして、リーグ戦でもシーズンの残り2試合はプレーオフも見据えた戦い方が大事になってくるのかもしれません。
 ちょうど今年発売されたジェフの20周年DVDによると、J1参入決定戦を戦うためにあえて選手を休ませたなんて話もあったようですし。
 かといって、リーグ戦で手を抜いてしまってプレーオフに参戦できなければ元も子もないですし、プレーオフまでの勢いというものも大事なはずで。


 余力を残しつつ、調子も上げていけるかどうか。
 様々なパターンを考えながら、昇格に向けて全力を出しきってほしいと思います。