韓国GP、小林可夢偉はリタイア

 先々週の日本GPで、自身初の表彰台にのぼったザウバー小林可夢偉
 連戦で行われた先週の韓国GPでも期待されたのですが、韓国インターナショナルサーキットは長いストレートもあり、ザウバーのマシンには思ったより合わず金曜から苦戦。
 予選も可夢偉が13位、セルジオ・ペレスが12位。
 可夢偉はQ2のラストアタックでイエローフラッグが提示されてしまったところもありましたが、それでも鈴鹿と比べて厳しい状況ではありました。


 しかし、プライム側のタイヤの状況は良いということでしたので、決勝に期待していたのですが、可夢偉はスタート直後の第3コーナーで4台並んで侵入するような形となり他車と接触。
 大きく順位を下げ、ペナルティも受けて、その後リタイアとなってしまいました。



 優勝はレッドブルセバスチャン・ベッテル
 独走で3連勝となり、チャンピオンシップ制覇に大きく前進。
 2位にはマーク・ウェバー
 3位にはベッテルのライバルであるフェルナンド・アロンソが続きましたので、ウェバーがしっかりと2位に入って、両者のポイント差を広げたのはすごく大きいですね。
 4位にはフェリペ・マッサが続き、レッドブルの1-2、フェラーリの2-3となりました。



 可夢偉がポイントを狙える状況ではないレースというのは久々でしたが、やっぱり面白くないですね(笑)
 やはりレースを盛り上げるのは自分の好きなドライバーというのが一番なんでしょうし、鈴鹿が盛り上がったのも可夢偉の存在が大きかったと思います。
 来季以降もぜひ頑張ってほしいところですが…。