鈴鹿から連戦で韓国へ

 F1は連戦で、今週末に韓国GPを開催します。
 韓国GPの行われる霊岩は立地が悪く、鈴鹿から韓国への移動はかなり厳しいそうで。
 小林可夢偉は日本での母国GPでスケジュールが大変厳しいという話だったうえに、初の表彰台もあったわけですから、コンディションなどが心配ですね。
 シーズンも終盤戦ですから、頑張ってほしいところですが。


 まず日本のファンとしての注目は、やはり鈴鹿からの勢いを可夢偉がキープできるかどうか。
 コンストラクターズポイントでもザウバーメルセデスAMGに20ポイント差まで来ていますから、残り5試合での巻き返しに期待がかかります。
 また、ドライバーズチャンピオンシップではチームメイトのセルジオ・ペレスと10ポイント差まで来ましたから、こちらの争いも気になるところですね。



 トップ同士の争いに話を移すと、鈴鹿ではフェラーリフェルナンド・アロンソがスタート直後の1コーナーでリタイア。
 レッドブルセバスチャン・ベッテルがここにきて2連勝でアロンソを猛追し、ついに1ポイント差にまで迫りました。


 もともとフェラーリに関してはマシンは決してトップのものではなく、アロンソのドライバーの腕と粘りでランキングトップを死守していたところがあります。
 しかし、ここにきてレッドブルのマシンが調子を取り戻し、鈴鹿では独走して見せました。
 逃げるアロンソか、追うベッテルか?という争いになり、こちらの勝負も非常に楽しみです。