天皇杯3回戦SAGAWA SHIGA FCにPK戦の末勝利

 昨日天皇杯3回戦が行われ、ジェフはJFLSAGAWA SHIGA FC相手に1-1でPK戦にもつれ込み、PK戦で7対6となりジェフの勝利となったそうです。


 ジェフのスタメンは大久保、山口慶青木良太、坂本、武田、佐藤祥、町田、伊藤、大塚、米倉、ロボと、大幅にメンバーを変更。
 CBはだれがやるのかわからないようなメンバーでしたが、坂本が務めたようですね。
 ベンチにもジェフU-18の選手が3人も入り、ベンチ枠をすべて使い切らないような状況で。


 J1昇格のために、かなり明確なターンオーバーをしていった印象でした。
 その中でPK戦の末とはいえ、試合に勝てたというのは良かったかなと。
 U-18の佐藤遵樹なども試合に出場し、トップチームに帯同したことも含めて、良い経験になったのではないかと思いますし。



 試合のほうは後半開始直後にPKを得て、ロボが先制するもその後、同点に追いつかれれ、PK戦までもつれ込んだそうで。
 ロボはこれが移籍後初ゴールということになります。


 これでシーズン後半に向けてロボの活躍にも期待したいところではありますが、タイプとしてはゴール前で待っているような選手で。
 そうなってくると今度は調子を上げてきた荒田が引いてポストをしたり、守備をしたりといった負担が増えてしまいますから、同時起用は難しい…というか荒田の良さを消しかねないかなぁと。
 そう考えると、荒田の代わりなどとして、他の選手と合わせてプレーさせるのがベストなのかもしれませんね。
 まぁ、ロボにせよ荒田にせよ、本来は周りを活かせるタイプの藤田と合わせたいところなのかもしれませんが、なかなか怪我から復帰とはいかないようですし…。



 この試合はJ's GOALなどによると615人しか観衆がいなかったそうで…。
 平日ということもあったのでしょうけど、神戸開催というのがやはり問題ではないかと。
 このほかにも長野対武蔵野戦を札幌で行うなど(こちらの観衆は312人だったとのこと)、あべこべな試合が行われていますし、天皇杯の実施方法の問題が浮き彫りになってしまったような気がします。
 トーナメントで開催場所を抑える難しさなどもあるのかもしれませんが、それにしても非常に残念なことだと思います。