ミハエル・シューマッハー、2度目の引退を発表

 昨日、メルセデスAMGミハエル・シューマッハーが現役引退を発表しました。
 2006年に1度引退を表明し、2010年に現役復帰を発表していますので、2度目の引退表明ということになります。
 ベネトンフェラーリなどで歴代最多の91勝、チャンピオン獲得7回と、歴史に名の残るドライバーでしたが、2010年にメルセデスGPから復帰後はさすがに年齢などの問題やマシンのパフォーマンスももう1つだったこともあり、なかなか結果が残せませんでした。


 それでも今年で43歳になるシューマッハーは、今期チームメイトのニコ・ロズベルグを一時上回る活躍を見せており、復帰後初の表彰台、ポールポジションを獲得。
 今後の活躍も期待されました。
 しかし、先日、マクラーレンルイス・ハミルトンメルセデスに移籍。
 ロズベルグは契約の残されている状態で、シューマッハーは来季の契約が完了していませんでしたから、自動的にシューマッハーは退団が決定してしまいました。
 マクラーレンとの関係や上手くいっていなかったハミルトンがメルセデスへ話を持ち込んだということもありましたが、シューマッハーがなかなか来季契約を進めなかったという話もあり、今後に関して悩んでいたところもあったのかもしれませんね。
 来年に関しては小林可夢偉の所属するザウバー移籍の移籍もありましたが、ザウバーは中位のチームですしモチベーションの問題もあったのではないでしょうか。



 これで今週末の日本GPはシューマッハーにとっての鈴鹿ラストランになる…はずです(笑)
 さすがにもう現役復帰ということはないでしょうし、最後の鈴鹿での走りを期待したいですね。
 もちろん、一番頑張ってほしいのは可夢偉ですけど。
 シューマッハーは二番目くらい?(笑)



 明日は更新お休み。
 次の更新は日曜日の夜か月曜日に。