ここまでの勝点グラフや6位平均勝点などなど
自分も気になったので、過去2年間と比較した勝点グラフを更新してみました。
面白いのは…と言って、全く面白くないのですが。
毎年同じように次期で言えば25節を超えたあたりで、勝点で言えば50あたりで同じように足踏みしてしまうこと。
ここ3年間同じように問題が起きていることを考えると、偶然ではないのかなぁと。
一言で言えば「伸び悩み」なんでしょうが。
メンタル的な問題もあるのかもしれませんが、試合内容も含めて考えるとチームを伸ばしきれない。
若手が少ないことが伸び悩みの原因なのかもしれないし、チームの幅の問題だとか、戦術的な問題だとか、スタミナや体力面だとか。
いろんなことが考えられるかもしれませんが、ともかく残念な状況ですね。
過去にJ1を昇格して成功したチームを見ても、やっぱりJ2でも右肩上がりで伸びでいるチームは成功している印象で。
昨年の鳥栖などを見ても、シーズン終盤の堅守というのは驚くべきものがありましたし。
いつの間にこんなに守備の堅いチームになっていたのかと。
柏や広島も若手を育てていて、まだまだ将来性を感じるチームでしたが、その点でベテランを多く抱えるジェフはつらいのかなと思ったりもします。
ベテランが多い分、チームの大枠は素早く作れるけれど、そこから先が…というところですね。
次におおよその目安として、過去5年間6位でゴールしたチームの勝ち点を調べてみました。
昨年はジェフで38試合勝点58なので、1試合平均1.52。
一昨年は36試合勝点54で、1試合平均1.5。
2009年は51試合勝点79で、1試合平均1.54。
2008年は42試合勝点64で、1試合平均1.52。
2007年は48試合勝点77で、1試合平均1.6。
1試合平均で1.5〜1.6ということで、だいたい同じ数字が出ましたね。
これまでに2位の平均や3位の平均を計算しましたけど、意外と平均勝点というのは毎年変わらない印象があります。
これが首位となるとまた違うかもしれませんが。
5年間の平均を1.536なので、四捨五入して1.5とすると、今年は42試合なので6位のターゲットは勝点63となります。
グラフに表わすとこんな感じに。
今のところ、プレーオフ圏内に関しては、6位の平均数値を見ると余裕があるようにも見えます。
もちろん2位以上で抜けるのが、ベストではありますが。
ただ、プレーオフ圏内に関しても勝点の伸び悩みは相変わらずですし、ここから再び軌道に乗れるかどうかが大事だと思います。
もっと言えばプレーオフで勝ち抜くにしても、最後の勢いが大事になってきますね。
加えて、順位表を見るとこんな感じに。
首位甲府こそ1つ抜けた格好となりますが、2位以降は大混戦。
勝点 得失点差
1位 甲府 74 +24
2位 湘南 63 +17
3位 大分 61 +16
4位 京都 61 +12(台風による延期のため1試合未消化)
5位 千葉 59 +20
6位 東京V 59 +19
7位 横浜FC 58 +11
8位 山形 57 +10
9位 栃木 56 +6
ここまでの接戦になってくると、目標勝ち点などよりも周りとの関係が気になる状況で、まさに1試合1試合がトーナメントのような状況ですね。
ジェフもまだ2位抜けの可能性はありつつ、プレーオフ圏外に落ちる可能性も十分あるという感じで。
まさにサバイバル。
1試合の結果だけでなくちょっとした勢いなんかの違いでも、最終結果が変わりそうな状況で。
ジェフの状況もいまいちで張りますが、ライバルも決して順風満帆ではないはずです。
ともかく残り試合、集中して戦いたいですね。