錦織圭、ウィンブルドン3回戦敗退
現在開催中のウィンブルドン。
けがから復帰した錦織圭は初戦ミハイル・ククシュキンと対戦しストレート勝ちし、ウィンブルドンで自身初勝利。
2回戦のフローラン・セラ相手にもストレート勝ちを決め、松岡修造以来17年ぶりの日本人男子ウィンブルドン3回戦進出を達成しました。
この2試合は非常にテニスも安定しており、盤石のスタート。
100%出し切れてはいなかったと思うのですけど、それでも格の違いを感じました。
しかし、3回戦であたった世界ランキング9位のデルポトロ相手には、ストレート負け。
デルポトロは強力なサービス、フォアを持っていて、それに対してなかなか太刀打ちできなかったといった感じでしょうか。
もちろん手も足も出なかったというわけではなく、錦織のコントロールされたボールやテクニックというのは十二分に通用していたと思うのですが、それでもなかなか相手のサービスゲームをブレイクできなかったですね…。
うーん…。
とはいえ、錦織にとってはけが明け直後の試合。
デルポトロはやはり強敵だったと思いますし、その相手と対戦したことで、また得るものもあったのではないでしょうか。
やはりパワーでは敵わないというところは感じるので、テクニックの部分をさらに向上していって、そこを打ち勝つ術というのを身に着けていかなければいけないのかなぁと…。
この大会では添田豪もウィンブルドン初勝利。
2回戦では錦織の対戦したデルポトロ相手に1セットを奪う善戦を演じましたし、今後のテニス男子界が楽しみですね。
ロンドンオリンピックもここウィンブルドンで実施されることになっていますし、2人のオリンピックでの活躍にも期待したいと思います。