バレンシアで地元アロンソが優勝

 なんだかずいぶんとバタバタしたレースになってしまいましたが、最終的にバレンシアで行われたヨーロッパGPを制したは地元アロンソということになりました。
 2位にはライコネンで、3位にはミハエル・シューマッハー。
 シューマッハーは復帰後初の表彰台ということになります。


 レースではポールポジションスタートのベッテルが独走しますが、29周目に入ったセーフティカー導入後に突如マシンが止まってリタイア。
 上位争いをしていたハミルトンも、セーフティカー中のピットストップのミスで失速し、最後はマルドナドと絡んでリタイア。
 グロージャンもマシントラブルでリタイアし、11番手から徐々に順位を上げてきたアロンソが優勝という地元ファンにとってはエキサイティングな展開となりました。



 可夢偉は予選でしっかりと仕事をこなし、7番でスタート。
 決勝スタートでも順位を上げて4位までたちました。
 しかし、1度目のピットストップで6秒もかかってしまい、一気に順位を下げてしまいます。


 その後、ブルーノ・セナと接近した際に壁に押し込まれて接触。
 これによって、ブルーノはドライブスルーペナルティ。
 最後はマッサと接触しリタイアしたのですが、この接触で今度は可夢偉がペナルティを与えられ、次戦イギリスで5グリッド降格という厳しい裁定が下ってしまいました。
 このシーンははっきりと映っていなかったはずなので、詳しいことは言えないですけど残念ですね。


 なんというか、ツキもないですね。
 トヨタからデビューしてザウバーに移籍するまでは、まだ『持っている』ドライバーなのかなぁと思っていたのですが、むしろ『持っている』のはペレスの方なのかなぁと。
 このレースも上位のベッテルやハミルトン、グロージャンがリタイアとなったことを考えれば、普通にレースをしていれば表彰台にのぼれる可能性は十分あったと思うのですが…。


 まぁ、アロンソなどを見ると、『持っている』『持っていない』など関係なく、自分の力で結果を手繰り寄せている印象があります。
 そういったドライバーがいる限りは、運、不運ばかりを言っても仕方がないのでしょうけどね。
 …しかし、とはいっても、もうちょっとでも、いいからツキが回ってくれば違うんじゃないかなぁとは思ってしまうのですが(笑)




 明日、明後日の更新はお休み。
 次は月曜日にアップ出来るかな…?