今期J2の主役となるためにも

 前節が終わった時点でジェフが首位に立ち、東京Vが2位となりました。
 個人的な心情的としては、嬉しい1位と2位ということになるかな?と思います。


 まぁただ、1位になったことに関してはそこまで大きな喜びというよりは、トップに立ててほっとしたといった印象のほうが強いかなぁと思います。
 今年は広島、柏、FC東京のような本当に強いチームが不在といった印象がありますし、その中で首位に立ったのは当然というか、ジェフがそのレベルにまで達してJ2の主役にまで踊り出なければならないのではないかと思っています。
 そのためには首位に立ったことを喜ぶだけでなく、首位の座をこのまま維持して、本当に強いチームになっていきたいところです。
 そして、他チームのマークを掻い潜って、優勝して見せたいところですね。



 そのためにも、まずは明後日の東京V戦。
 天王山となる戦いで、良い試合をして結果も残したいところです。


 昨年の東京V戦の第2戦目では、東京Vの巻がゴールを決めて0-1で敗戦しています。
 今期の巻はシーズン序盤に負傷し出遅れたところがありましたが、現在は途中出場から試合機会を得ています。
 6月2日の大分戦ではこんな話もあったそうで。

指揮官は、前節の3-2に追いついた直後のシーンを例に挙げた。「あの時、ゴールに入ったボールを取りに行って、全力で走ってセンターサークルに戻した巻(誠一郎)以外は誰も取りに行こうとしなかった。それに、本当は2-1、3-1にされた時から、負けているんだからさっさとボールを取りに行って、少しでも逆転するための時間を増やさないと。」(J's GOAL)

 アムカル・ペルミ獲得時もメンタル面を評価されて補強され、深センでも中国人選手からプロ選手としてのあり方に関してお手本となったと報じられていた巻ですが、東京Vでもそういった気持ちの面を高く評価されているようです。
 川勝監督には加入前に「ゼロからでもやりたいというモチベーションがあれば…」という話をされていたようですし、当初はそこまで評価されていないのかな?と思われていたので、なおさら凄いことだなぁと思います。
 嬉しい半面、なぜピッチ外でも高く評価されている巻を…と改めて思うところも正直ありますが。



 まぁ、それはそれとして。
 試合になったらそこは別物ですから、しっかりと気持ちを気に代えなければいけないと思います。


 首位ジェフと2位東京V。
 両チームの勝点差はわずかに2で、負ければ順位は入れ替わってしまいます。
 アウェイで連戦ということではありますけど、首位をキープするためにも、昇格のライバルをしっかり叩いておくという意味でも、重要な試合だと思います。
 そして、J2の天王山らしい、激しい試合が見られるといいですね。