複数の選手が絡んでのゴール

 平日開催ということでしたが、なんとか試合をチェックできました。
 しかし、個人的にちょっと最近立て込んでいますので、今回の感想文は短くまとめてみようと思います。
 短い文章も書けるんだぞってことで。
 それでつまらなくなったら、ダメですけどね(笑)


 ホームで迎えた鳥取戦。
 試合はいきなり動きます。
 鳥取がジェフ左サイドでパスミス
 しかも、パスミスをして受けた相手が一番ボールを与えてはいけない兵働で、フリーのままボールをあげられ藤田がゴール。
 前半1分にあっけなく試合が動きました。


 しかし、その後は鳥取も盛り返します。
 後方から細かくパスをつないでいく鳥取に対して、ジェフはバランスのよいプレスをかけられなかった印象です。
 ジェフの守備は中盤中央付近にボールが入ると、そこにウイングの選手も絞って対応し、人数が集中してしまう傾向があります。
 そのエリアで潰せばいいのですけど、そこから後方に戻されてラストパスを出されたりサイドに展開されたり…といった形から、危ないシーンを作られてしまいました。



 けれども、前半26分カウンター気味に追加点が生まれます。
 後方からのくさびのパスを藤田が受け、裏に走りこんでいった大岩が相手DFラインを抜け出し、クロスから兵働がゴール。
 中盤からのスルーパスからの展開が多いジェフにおいて、ポストやクロスなどからの得点が決まったというのは貴重ではないかと思います。


 それ以降は鳥取の勢いが若干止まってしまった感じでしょうか。
 そして、後半4分には大岩が相手DFの表へ放ったグランダーのクロスを藤田がスルー、米倉が触って左サイドの兵働に展開し、3点目のゴール。
 これで試合はほぼ決まったかなぁと思います。


 その後、鳥取も何度かよい攻撃を見せ後半30分。
 ジェフ左サイドの裏を取られて、PKを与えて失点。
 1失点はしてしまいましたが、最後は相手を押し込む余裕も見せ、そのまま3-1でジェフが勝利となりました。



 守備に関しては疲れもあったのかもしれませんが、中盤中央でためられてから展開されるとその周りにスペースができてしまって、危ないシーンが作られてしまうところがあるのかなぁと感じました。
 そこから数的不利となったサイドの守備が、ちょっと課題かなぁといった印象です。
 この試合では中盤で集まっても選手が潰しきれないシーンも目立ちましたが、この辺りは連戦による疲労と健太郎に代わって伊藤がスタメンだった影響もあったのでしょうか。
 もちろんその分伊藤はパスワークやプレースキッカーとして期待できますからそのあたりのプラス面を考えたのでしょうけど、ボランチ付近で前を向かれて危険なシーンを作られることもありましたし、今後このメンバーでいく試合があるのであれば修正点の1つではないかと。


 守備に関しては残念な部分もありましたが、今まであまりなかった2点目3点目などは数人が絡んでのゴールということで、いい展開を見ることができたのではないでしょうか。
 メンバーがある程度固まってきたことによって、それぞれの動きがわかってきて、連動性も出来つつあるのかなぁと思います。
 そういった部分は前向きな点だと思いますし、今後こういった攻撃を強い相手、守備のしっかりした相手にもできるかどうかが、すごく大事ですね。