原委員長、オーバーエイジ枠使用には慎重

 ロンドンオリンピック本番のオーバーエイジ枠使用に関して、日本サッカー協会の原技術委員長は慎重なコメントをしたそうです。
 コメントを引用すると「6月にはA代表のW杯予選も3試合あるので難しい部分もある」とのこと。
 確かにオーバーエイジを使用するのであれば、代表クラスの選手を呼びたいという気持ちもわからなくはないですしね。
 また、クラブとの関係もあるでしょうし、難しいところです。


 五輪予選の戦いぶりを見ると、やはり戦力としては欲しいところですよね。
 単に五輪本番で戦うだけではなく、五輪を勝ち抜いてこそ良い経験がえられるとも思わなくもないですし。
 まぁ、このあたりは、毎回気になる「五輪サッカー競技をどうとらえるべきか」とも関わってくるところかなぁとも思いますが。
 オーバーエイジを使用すれば貴重な18人枠から、若い選手が省かれることにもなるわけで。
 そこまでして、勝ちにこだわるべきかどうかという問題もある気がしますが、個人的には五輪人気の高い日本ですし、やるからにはできる限り勝負にこだわってほしいとも思うのですが。



 しかし、オーバーエイジを使用するのであれば、CB、司令塔になれるボランチポストプレーヤーあたりが候補になるのではないかと思うのですが、このポジションは代表やそれ以外の日本人選手を見ても、決して豊富とは言えないポジションだと思います。
 そうなってくると、代表やクラブとの関係を考えると、どうしても難しい状況になってくるということですね。


 そのあたりの関係を何も考えずに見たいのは、今野、遠藤(中村憲)、前だといったところかなぁと思います。
 面白みのない、ごく普通な意見ですけど(笑)
 しかし、CBにオーバーエイジが入ってくると、濱田がCBの3番手になる可能性が高く、大岩にとっては若干逆風になる可能性もあったりするのでしょうか。
 今はCBの3番手兼右SBの2番手といった立ち位置なんでしょうか。
 まぁ、CBもできる選手としては山村もいて山村の起用法が曖昧なところがあるので、予想は難しいところもありますが、大岩年はまずはジェフで経験を積んで周りのことは気にせず成長して、結果的に五輪本選のメンバーに選出されれば良いですね。



 …ジェフとしては、今から大岩の代役を考えておかなければいけない状況になってきましたが(笑)
 すでにジェフにとっては大事な大事な戦力ですからね。