佐藤琢磨、非公式ながらトップタイム

 先週の20日と21日にバーバー・モータースポーツ・パークで、25日と26日ではセブリング・インターナショナル・レースウェイでIRLのテストが行われました。
 テストに参加した佐藤琢磨は初日から好タイムを出していたようで、こちらのニュースによると26日は非公式ながら9ドライバー中、全体のトップタイムだったそうです。
 IRLはテストタイムを公開していないようです。
 以前は公式サイトなどで出していたような気もしますが。


 琢磨は今期からここ数年フル参戦をしていないレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)へ移籍しており、チーム力に不安を感じていたところがあったので、テストとはいえとりあえずは良かったと思います。
 また、シボレーエンジンが新規参戦してきて、ホンダエンジンとの戦力争いも気になるところではありますが、今のところはまだどちらかに大きく振れるようなことあはないのかなぁと思います。


 ただ、このあたりに関しても、まだテストは始まったばかりですから、油断はできないところだと思います。
 エンジンの出来によっては、一方的なシーズンになりかねない場合もありますから、ホンダにも頑張ってほしいところですね。
 琢磨にとっても移籍によって、一からのチーム作りが求められることになりますが、気持ちを切らさずに頑張ってほしいところだと思います。
 もともとリーダーシップがあり、チームを作っていくのは好きなドライバーだと思いますので、その点では大きな心配はないかと思いますが(逆にどちらかと言えば性格上は可夢偉の方が、その点ではあまり向いていないのかな?とも)。
 RLLは3月8日、9日にテストを行い、3月25日にシーズン開幕戦が行われるそうです。