選手名鑑と今シーズンJ2の予想
先週、Jリーグの選手名鑑が複数発行されました。
『サカマガ』と『サカダイ』は同じサイズで、選手の写真なども見やすくなっています。
サカマガには下敷きやシール、サカダイにはクリアファイルとチケットホルダーが付いてきます。
『エルゴラ』版はポケットサイズで持ち運びが出来るのがウリ。
審判名鑑にカードの枚数なども掲載されていたりします。
好みにもよるのでしょうけど、ぱらぱらと見た感じだとサカマガが一番見やすくて良いのかなぁと自分は感じました。
…まぁ、とはいいながら、自分はまだ購入していないのですが(笑)
オシム監督時代のジェフは外国人選手獲得を急がないところがあって、名鑑に間に合わないことが多かったのですが、その頃から買うのを躊躇って、結局購入せずに終わることが増えてしまっているところがあります。
今年も今後の外国人選手の補強動向次第で、考えようかなぁと。
しかし、今年のオフは活発に選手が動いている印象で。
自分もはてブなどでまとめようとはしましたけど、数が多くて全体像を把握しにくいところがあります。
ということで、いくつかの移籍まとめサイトをご紹介。
まずは無難にJ's GOAL。
開幕前にアップされるであろうにも予想フォーメーションにも期待したいところです。
続いてさっかりんは、契約更新、加入、移籍、引更新、引退が一目でわかる上に、各選手のデータにも飛べて非常に便利。
最後にSiraidaで、こちらは移籍情報だけでなく、各チームの選手登録も一覧で確認できます。
今オフJ2の動向を振り返ると、積極的に補強が出来ていた印象が強いのは徳島ではないでしょうか。
大久保、那須川、福元、花井、青山隼、上里など、DFと中盤を積極的に補強。
攻撃陣は柿谷、佐藤晃大が移籍し手薄かな?とも思っていたのですが、鈴木達也や太田、ジエゴを獲得。
ジエゴのコンディションが整えば攻撃にも怖さが出てくるかもしれません。
昨年までは無難なチーム作りというイメージが強かったのですが、小林監督が就任して強み(守備面ということになるんでしょうか)を作れれば、怖い相手になりそうです。
昨年までのチームを考えると、逆にここから色は付けるのはやりやすいのかなとも思いますし。
昨年シーズン終盤に調子を上げていき、天皇杯でも決勝に進出した京都は昨年育てた若い選手の流出が少ないことが何よりも大きいのではないかと思います。
森下は移籍してしまいましたが、元名古屋のバヤリッツァを補強し高さの面でもプラス。
昨年熊本でプレーした長沢駿も、本来大木監督が好きそうな長身FWですし、良い補強ではないでしょうか。
監督を継続できている数少ない上位候補チームでもありますし、昨年作ったチームをベースに勝てるチームに成長できれば優秀争いが出来るポテンシャルはあるのではないでしょうか。
磐田の西、草津のアレックス、ジェフから中後などを補強した東京Vも、オフの評判はいいですね。
しかし、富澤、河野、菊岡など昨年の主軸と考えられていただろう選手も放出してしましたし、全体的に見るとどうなのかなぁと。
昼田さんの意向も強いのかもしれませんが、どうも”ピーキー”な選手が多いような気がするのですが。
北九州も戦力は維持できたと思うのですが、ここからの伸び白がどれだけあるか。
今年はマークされるでしょうし、中位から上位に食い込んでいけるかどうかが、1つの大きな壁になるのかもしれませんね。
今年から降格した3チームは、どのチームも選手の退団が多いですね。
FC東京やジェフなどが降格直後に戦力を維持した上で補強をしたというのは、改めてすごかったんだなぁと感じます。
また3チームとも監督を交代しており、その影響も気になるところです。
山形、福岡はJでの采配経験のない監督が就任しましたから、まずそこがどうなのか未知数なところがありますね(もちろん北九州のように成功する場合もあるでしょうけど)。
甲府は城福監督が就任しましたし、高崎、青木孝太、永里、福田などバランス良い補強をしている印象があります。
しかし、ハーフナー・マイクやパウリーニョ、ダニエルなど強力な選手がいなくなってしまいましたから、外国人選手が当たるか否かが重要になってくるのではないかと。
果たしてダヴィは復活できるのか…。
全体的な予想をすると、徳島、京都、甲府にジェフなどが上位争いをして、さらに上にあげた数チームがプレーオフを争うことになるんでしょうか。
混戦になって上位も含めて多くのチームで6位以内で争うことになるかもしれないし、去年の北九州のような台風の目が現れる可能性も十分あるでしょうけど。
ジェフも当然昇格候補の1チームにはなるのでしょうけど、昨年のFC東京ほどの大型補強はしていないし、柏や広島のような世界の名将を連れてきたわけでもないですからね。
もちろん選手にも監督にも期待はしていますが、やはり大本命と言えるクラブは不在なシーズンになるのかなと。
今年も最後まで激しい戦いになるのではないでしょうか。