シエナ幹部「レジナウドは日本のクラブと交渉している」
2月1日付のイタリアメディアによりますと、シエナのペリネッティ氏がレジナウドは日本のクラブと交渉中であると語ったと書かれているようです。
レジナウドは以前ジェフ移籍の報道がされていた選手です。
シエナのペリネッティ氏とはどなた?ということで、Wikipediaを参照するとスポーツディレクターと書かれています。
あまり日本では聞かれないスポーツディレクターという役職ですが、基本的にはチーム(現場)全体の総括や移籍等の交渉を担当する責任者ということで、GMに近いポジションと考えていいと思います。
シエナの場合、GMは置いていないようですしね。
F1でもスポーツディレクターという役職は多く、F1チームの場合チーム代表直下で技術面以外の管理を行うポジションといった感じでしょうか(技術部門はテクニカルディレクターが責任者である場合が多い)。
もちろん、チームによって細かなタスクは異なってくると思いますが。
Wikipediaにはペリネッティ氏の項目もあり、そちらによるとローマ、ナポリ、パレルモ、ユベントスなどでスタッフとして渡り歩いてきたようで、なかなかの経歴のある方のようです。
記事に関して話を戻すと、欧州の移籍マーケットは1月末に終了したので、今オフの総括に関してペリネッティ氏が答えている形ですね。
今期からセリエAに昇格したものの勝点を伸ばせていないシエナは、以前長友が所属していたチェゼーナからアルバニア代表FWボグダニを獲得しています。
一方で現在アルゼンチン人のラロンドとブラジル人のレジナウドの移籍の可能性が出ているようで、記者によって2人に関して質問されています。
欧州の移籍ウインドーは閉まりましたが、他の国に出ていく分には相手側のリーグのウインドーが開いていればOKなはずですからね。
ラロンドはアルゼンチンに戻る可能性もあるそうで、2月9日にアルゼンチンの移籍マーケットが閉まること。
レジナウドに関しては「日本のチームと交渉している」と話しており、日本の移籍マーケットは3月まで開かれていることなどが言われています。
かなり具体的な話ですね。
そして、その後に「様子を見てみよう」とコメント。
オシム監督なども良く言っていたフレーズですが、ようするにどうなるかはわからない、相手の出方を待つということなのでしょうか。
具体的なクラブ名などは触れられていませんが、交渉相手はジェフである可能性が高いのかなと思います。
初めに報じられたのもイタリア方面でしたが、わざわざJ2のクラブの名前が出てきたという時点で、何らかの接触はあったと考えていいと思いますし(笑)
とはいえ、交渉事ですから、何があるかはわかりません。
シエナは2月1日にカターニャとの試合が行われる予定でしたが、この試合に帯同する24人のメンバーの中にはレジナウドの名前も出ていますし、5日のユベントス戦のメンバーにも選ばれたようです。
(ちなみに、シエナ対カターニャ戦は雪のため開催延期になりました。ここ数日イタリア北部は大雪に見舞われており、フェラーリF1チームも新車発表会の中止を発表しております。)
今期はレギュラーではないようですが、全くの戦力外というわけでもないようですから、交渉がまとまらなければ残留という可能性も十分ありえそうですね。