全豪オープン、ジョコビッチが優勝

 全豪オープン男子決勝はマレーをフルセットの末破ったジョコビッチ対ライバルフェデラーに勝利したナダルの対決。
 両者、厳しい準決勝を勝ち上がっての決戦となりましたが、決勝戦は更なる熱戦となりましたね。
 試合時間5時間53分はグランドスラムの決勝では、1988年全米の4時間54分を超える史上最長。
 最後は2人とも体力の限界だったと思うのですが、それでも最後まで集中力を切らさず戦い抜いた素晴らしいゲームでした。


 あれだけの試合が演じられれば、単純なテニスファン、個々の選手のファンでなくても、感動を与えられるんじゃないかなぁと思ってしまいます。
 コート上だけでなく、それまでの準備も含めて、全てを出しきった試合だったんじゃないでしょうか。
 サッカーで言えば、ピッチの上だけ頑張るのではなく、練習やキャンプ、オフの補強動向も含めて、皆が全力を出し切れるかどうか…というところなんでしょうね。
 逆に言えば、そこまでやりきることが出来なければ、あそこまでの試合はできないんじゃないかなぁとも思いますが。


 ともかく、楽しい試合でした。
 また別の舞台で、新たな感動を見せてほしいですね。