大岩、五輪予選シリア戦のメンバー入り

 2月5日に行われる五輪代表最終予選U-23シリア代表戦に向け U-23日本代表メンバー21人が発表になりました
 ジェフからは大岩が引き続き選出されました。


 今回は欧州組が選出されず、DFラインでは新潟からシュツットガルトに移籍した酒井高徳が不在。
 FC東京入団のDF丸山も選出されませんでした。
 左SBは比嘉がいて吉田(右もできるそうですが)もいるので、右SBの控えとCBが出来るということで大岩が選出されたといったところでしょうか。
 大岩はユニバーシアードでは急遽左SBもやっていたはずですし、監督としては使い勝手のいい選手と評価されているのかもしれませんね。
 五輪本戦では最終的に18人に絞り込まれるはずですから、バランスや複数のポジションがこなせるかどうかは重要ですね。



 U-23日本代表は25日からドーハでの事前合宿に出発。
 U-23カタール代表やU-23イラク代表との強化試合を行い、5日に大一番のシリア戦を迎えることになります。


 シリア戦はアウェイですし、これによって大岩はジェフの沖縄キャンプにほぼ丸々参加できないことになりそうです。
 また、2月22日にはこちらもアウェイで、五輪最終予選マレーシア戦が控えており、3月14日にはホーム国立でバーレーン戦。
 もちろん大岩の五輪チームでの活躍にも期待したいところではありますが、ジェフの状況を考えるとなかなか辛いところもありますね。


 五輪チームの方で良い経験を積んで成長してきてほしいとも思うのですが、一方で右SBには酒井宏樹がいますから、出場の方もなかなか難しいのかなとも思わなくもないですし(もちろんその酒井を乗り越えて、出場して欲しいという気持ちもありますが)。
 これでジェフにしっかりと大岩の穴を埋められる補強が出来ているのであれば(SBで起用するにせよ、CBで起用するにせよ)、手放しで応援できたとも思うのですが、選手構成を考えるとDFラインは大岩1人が抜けるだけでかなり厳しくなってしまうのではないでしょうか。
 もちろん大岩にとっては、五輪でもジェフでもチャンスがあるのなら頑張るしかないでしょうし、全力で戦ってきてほしいと思います。