オシム正常化委員会委員長のインタビュー
ボスニア・ヘルツェゴビナサッカー連盟正常化委員会委員長を務めているオシム監督のインタビューが、『オシムの伝言』公式ブログに3本掲載されています。
1つ目と2つ目はボスニア誌「ジャーナル」に掲載されたものだそうで、今回のオファーを引き受けた理由や正常化委員会での仕事に関して語られています。
正常化委員会は政治的な面が強いのかなと思っていたのですが、ボスニア代表に関する仕事なども担っているようです。
まぁ、本来はそのあたりの仕事は別なのかもしれませんが。
これが事実上オシムさんが、サッカー連盟会長を代行していると言われている所以なのかもしれませんね。
代表チームの運営に関する話などは、クラブ運営にも通ずるところがあると思うので、興味深いところではないではないでしょうか。
何度も「他人の仕事には干渉しない」という話をしているのは、オシムさんらしいですね。
最後の1つは年末の共同記者会見の内容となっているそうです。
ボスニアサッカー連盟の活動を総括した会見だったそうで、正常化委員会のこれまでの動きと今後の目標などが取り上げられたようです。
日本から親善試合のオファーがあったことや、国際規格のないスタジアムの問題、ボスニア1部リーグのチーム数縮小の案がオシムさんの中にあることなどが語られています。
ボスニアサッカー連盟は、昨年末に契約が切れる予定だったボスニア代表のスシッチ監督との契約を延長したようです。
予算面の折り合いやEURO2012予選プレーオフでポルトガルに大敗したこともあって様々な報道もありましたが(アマル監督も候補に)、オシム氏はスシッチ監督続投の意向を示していました。
UEFA.comには、スシッチ監督と共にオシムさんの写真とコメントも掲載されています。
ブラジルW杯出場に向けて、オシムさんと共に頑張ってほしいですね。