フジテレビ、F1放映権の交渉難航?F1レーシングは休刊
昨年の11月頃から、フジテレビが今年更新となるF1の放映権の獲得で、交渉がまとまっていない状況であると報じられています。
日本のF1ファンにとっては非常に心配な報道ですが、昨年の大みそかにも未だ契約には至っていないと報じられており、今後が心配されます。
F1の放映権獲得には多額の資金がかかる上、地上波での放送を義務付けるなど、厳しい条件があると噂されています。
それに加えて、ホンダ、トヨタ、ブリヂストンのF1撤退でスポンサー集めにも苦労している印象を受けます。
まずホンダが08年末に撤退し、トヨタが参戦しているF1に広告を打てるはずもなく撤退し、続いてそのトヨタもブリヂストンも撤退…と。
ホンダは第2期ホンダ撤退以降も、無限ホンダを参戦させていたこともあってスポンサー活動を続けていたと思いますが、今回はそれも途絶えてしまったということになります。
単純にF1人気という意味では小林可夢偉もいますし、ホンダ、トヨタの参戦時も決して日本のファンの人気を集めていた印象はないですから(ホンダ、トヨタも日本のファンを重視していた印象はなかった)、ここ数年はそこまでの変化はないと思うのですけどね。
もちろんF1ブームのころと比べるのは違うと思いますし。
一方で、雑誌『F1レーシング日本版』の休刊が発表になりました。
『F1レーシング日本版』は名前の通り、欧州でも発売されている『F1レーシング』を翻訳して発売されていた雑誌でした。
日本では『F1速報』、『F1グランプリ特集』に次ぐF1専門誌で、二誌とは違った世界目線での記事が読める内容となっていました。
上記のリンク先にもある通り、インターネットでの情報が簡単に手に入る状況ですし、出版業界の不況が大きく影響したということでしょうか。
実際、自分も昔はドライバーの移籍など速報記事を読むためだけにF1雑誌を良く購入していましたが、現在はむしろ雑誌ではその速報記事が出版時点では古い情報になってしまっていることも多々あるのですよね。
海外の記事もネットで簡単に読めてしまいますし、改めて簡単な状況ではないんだろうなぁと感じますね。