町田が来期監督にアルディレス氏を招聘

オズワルド・アルディレス氏 新監督就任のお知らせ(町田公式サイト)


 ポポヴィッチ監督のFC東京移籍が噂されている町田が、アルディレス氏の監督就任を発表しました。
 アルディレス監督は唐井GMが東京VのGMをされていたときの監督で、その繋がりでの招聘と言うことでしょうね。
 ちょっと方向性的にはどうなの?とは思いますが、どういったサッカーになるのか注目ですね。



 ちなみに23日には、町田の監督候補にアマル監督が浮上していると報じられていました。
 報じられたと言っても、夕刊フジの記事で久保武司氏が書かれた物で信憑性は疑われていたわけですが。
 しかし、長束恭行さんがtwitterで、ジェリェズニチャル会長が21日の時点で(元ソースを見ると17日となっている気もしますが…)「日本のクラブがアマルに関心を持っているというのを耳にした」とつぶやかれたことを考えると、まったくの模造というわけでもなかったのかなとは思います。
 ただし、続くツイートによると、クラブにはまだ話がなく、アマル監督も環境を変えるつもりはないと話しているようです。


 それにしても、もう少し記事の内容を詰めてほしいですよね(笑)
 アマル監督のジェリェズニチャルでの実績も書かれていないし(そもそもジェリェズニチャルの名前すら出ていない)、アマル監督と町田をつなぐ唐井GMの名前すらも出ていない。
 それでいて久保武司氏の得意技、「オシム監督は弱小で施設も予算もないジェフを立て直した」ことに関しては触れられている…と。
 それもアマル監督の話じゃないし、何年これを書き続ければ気が済むのでしょうね…(笑)
(アマル監督の実績に関しては何度も書いているので、こちらなどで。)



 なお、アマル監督はこちらによると、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督の候補にも上がっていると書かれているようです。
 ボスニア代表はEURO2012予選のプレーオフポルトガル代表と対戦し、第1戦はホームでスコアレスドローでしたが、2戦目は2-6で大敗し予選敗退となっています。
 他の候補としてはレッドスターの元監督でギリシャで多くの強豪クラブを率いてきたドゥシャン・バイェヴィッチ、現役時代ブンデスで活躍し(高原のチームメイトでもあった)ボスニアの伝説的なプレーヤーであるセルゲイ・バルバレス、元ボスニア代表監督でベティスディジョンやトルコのチームなどで指揮した豊富な監督経験のあるファルク・ハジベギッチなどが上がっているとか。
 アマル監督も含めて、ボスニアサッカー協会正常化委員会に参加していたのメンバーも多いようです。


 ただし、正常化委員長のオシム氏は、現在チームを率いているスシッチ監督の留任を明言しています。
 オシムさんがそう話しているからにはサッカー協会側の意向は変わらないでしょうし、スシッチが続投の意思を固めれば監督変更はないと思います。
 アマル監督に関してはオシム監督が正常化委員会の委員長である限り、息子のやりにくさを考えてアマル監督をボスニア代表監督にすることはあまり考えられない気もしますね。
 代表監督としてのアマル監督も、ちょっと見てみたい気はしますけど…。