佐藤琢磨は予選最後尾、決勝は18位

 IRL第14戦は、初開催となるボルチモア市街地コース。
 佐藤琢磨は予選で上位タイムに名を連ねる好調な走りを見せていたものの、スピンによりイエローコーションを出してしまったため、規定によりベストタイム2周を剥奪され、最後尾となってしまいました。
 決勝では後方から巻き返しを見せ、一時期6位まで順位を上げるものの、レース終盤に壁に接触して18位でフィニッシュとのこと。
 残念なレースとなってしまいましたね。


 優勝はウィル・パワーで、これで2連勝となります。
 これによりポイントランキングでもトップをいくダリオ・フランキッティから、5ポイント差まで詰めてきました。
 チャンピオン争いも混戦模様となってきましたね。



 そして、次戦はいよいよインディ・ジャパン。
 ツインリンクもてぎで行われるインディ・ジャパンは、今年限りで開催終了となります。
 最後のインディ・ジャパンは東日本大震災の影響で、残念ながらオーバルコースではなくロードコースでの開催となりますが、それはそれで面白いものが見られるのかもしれません。
 しかし、10月にもてぎで行われるMotoGPは、放射能漏れの懸念もあって開催の是非が言われてきましたが、IRLではあまりそういった話は聞かれませんね。
 国民性などの違いもあるのでしょうか?


 ともかく、ここ数レースはあまり乗れていない印象のある佐藤琢磨も、再来週のインディ・ジャパンでは良い走りが出来るよう祈りたいところです。