深セン、1-6で惨敗 巻は残留の可能性も?

 中国メディアを中心に怪我の巻の退団が報じられている深セン
 巻がいなくなったとしても楽山は残るでしょうし、トルシエ監督にも頑張ってほしいところではあるのですが、先週末の遼寧戦では1-6の惨敗となってしまいました。
 楽山はスタメンフル出場した模様です。


 巻やキレンを筆頭に中国人選手も数人負傷しており、大敗したもののトルシエ監督に同情的な記事も目立っています。
 こちらの記事では、「トルシエ監督は”ホームアローン”状態」なんて書かれているようです。
 このあたりは、意外と日本の一部メディアやサポーター以上に冷静だったりして?
 まぁ、それまでのクラブのバックボーンなどの違いもあるのでしょうけど。



 深センは、具体的に夏の補強選手の名前なども出始めてきているようです。
 こちらによると若い中国人選手が、既に練習に参加しているとか。
 190cmの長身選手で、基本的には守備的MFのようです。
 ただ、後方の選手とも書かれており、トルシエ監督はボランチをCBに回すことも多いですけど。
 とはいえ、チームは「FWと守備的MFを補強ポイント」と掲げているようなので、基本的には守備的MFなのかなぁと思うのですが。


 この記事の終盤には、巻のことも書かれています。
 トルシエが巻の退団を明言した2日後、X線写真を撮ったとのこと。
 その時、巻を担当したドクターのコメントも出ていて、「巻が練習を開始するタイミングを決めるには、まだ時間がかかる。現在多くの検査をしており、様々な可能性がある」というようなことをが書かれている感じです…多分。
(ドクターのコメントが出るところも凄いですよね。そういえば、先日のスポーツニュースで反町さんが北京五輪で深夜、ホテルにまでメディアからの取材の電話が来た…なんて話してましたけど。)
 しかし、検査結果が出るのにずいぶん時間がかかりますね…。


 その下には「もし早期に巻が復帰できるのであれば、深センにとっては良いニュースで、トルシエの考えも変わるでしょう」と書かれています。
 まぁ、基本的には現地でも戦力不足で、巻や楽山が活躍できないのも仕方がない状況と言われていることがあるようですし、そういったチームですから緊急補強もそう簡単にはいかないのかもしれませんね。
 しかも、チーム状況はかなり厳しいわけですし。
 そういった状況で怪我が早く治るというのであれば、巻の残留の可能性もありえなくはないということでしょうか。
 まぁ、どこまでその可能性があるのか…というところは、現時点ではわかりませんけど。