東京Vの高木善朗、ユトレヒトに移籍
オランダ1部のユトレヒトが、東京Vの高木善朗獲得で合意に至ったと発表したそうです。
急な発表だっただけに、驚きました。
先日は浦和が原口と3年契約を結ぶことが話題となりましたが、こういった流れになれば当然とも言えるでしょうね。
今夏だけでも、宇佐美、乾、大津、高木二男と、若く有望な選手の海外移籍が言われていて。
原口の場合は今後、五輪予選・五輪本戦と世界でも目立つステージに立つ可能性がありますから、今のうちに長期契約をしていくと。
むしろこちらの方が、常識的な対策と言えるのかもしれません。
Jのトップチームはそれだけでも海外からチェックされている状況なのでしょうし、若手の有望選手には出来る限りの対策を打っていかないければいけない状況なんでしょうね。
また、J2の中小クラブは予算の問題もあって、若い選手を積極的に起用する傾向があるわけで、国内移籍への対応も考えていかなければいけない。
…と、思っていたら、今回はJ2からいきなり海外移籍という話も出てしまったわけですが(笑)
国内でもそうですけど、海外のクラブにとってもJ2の安くて有望な選手は「お買い得」ということになってしまうのでしょうか。
しかし、辛いのは予算がないクラブは、長期契約を組みにくいということころですよね。
移籍ルール変更もあって、国内での移籍にしても、移籍金がとりにくい状況になってしまいましたし。
長期契約が出来たら出来たで、今度は買い手が現れなくなる気もしますしね。
海外のクラブとしては、安いからこそ世界では無名でも買ってみようみたいなところがあるんじゃないかと思いますし。
今回の場合はすでにユトレヒトで練習もしていたそうですから、初めからそれなりに動きはあったのでしょうけど。
ジェフのように中位のクラブで予算もそれなりにあって、若手育成も最近はもう少し…というクラブは今のところ安全なのかもしれません。
むしろ近々で怖いのは、ミリガンあたりなのかなぁと思いますが。
(茶野に関しては昨年のプレー内容を考えると、夏にでも欲しがるチームはあるんじゃないかと思うのですけど。)
どちらにせよ、これだけ海外のクラブが日本の選手をマークしているとなると、Jクラブ側も当然海外からの動きを気にかけていかなければいけないのでしょうね…。