セットプレー時のオーロイの裏と表

 今週末のジェフは、アウェイで横浜FCと対戦。
 横浜FCは3勝1分6敗で15位と、苦戦しています。
 やっぱりホベルトの移籍は大きかったのかなぁなんて思いますが。
 中盤から攻守において、チームを動かしていましたからね。



 ジェフは前前節草津に負けてしまいましたが、前節岐阜戦では3-1で勝利。
 しかし、今期も相変わらずアウェイで苦戦していますから、前節以上に重要な位置づけの試合となるかもしれません。
 岐阜戦ではオーロイ周りの守備の問題もあって、流れからの2ゴールが決められることが出来ましたが、今節もこれを続けられるかどうか。
 そして、攻守においてのセットプレーにも注目ですね。


 前節の岐阜も攻撃時にオーロイの後ろの守備が空いて、オーロイを超えた先でミリガンがゴールを決めました。
 さすがにそろそろオーロイの裏を警戒されるのではないかと心配しているのですが、逆にセットプレー時の守備でもそこは不安な部分となっているのかもしれません。
 基本、セットプレー時もゾーンで守っているジェフですから、オーロイのところを外されればピンチになる可能性も高く、攻撃時と同様にオーロイの裏を突かれてやられたシーンもあります。



 また、前節では逆にオーロイの前に入られて失点。
 やはりオーロイは機動力の面では課題を感じますから、瞬間的にボールを触れる範囲があまり広くないということなのかもしれません。
 だからこそ、セットプレー時もゾーンで守らざるを得ない…。
 マンマークで守るには危険過ぎるということなんでしょうか。
 出来ればオーロイだけゾーンで守らせてニアに立たせて、他の選手はマンマークで…とも思うのですが、全体的にみると背の低い選手も多いジェフですしね。
 背の高い選手をゴール前に固めてゾーンで守らせた方が適格と判断しているのかもしれませんが、間をとられるのがやはりこわいかなぁと。


 逆に攻撃時もオーロイをオトリにした形をもっと作って行きたいですね。
 セットプレー時は主にオーロイの裏を上手く使えていると思うのですが、流れの中ではあまりそういった形は作れていない印象です。
 オーロイがなかなかゴールを狙えていない状況なだけに、周りがうまく得点に絡めるかどうかが重要になってきますね。
 そのあたりを見ていきたいところです。 



 横浜FC戦の後には栃木戦が控えていますから、しっかりと横浜FCに勝って、いい流れを作って栃木との対戦を迎えたいところです。
 J1昇格のためにはアウェイでも結果を出せるチームになることも重要だと思いますし、良い試合を期待したいですね。