Kリーグ、イタリアなどで八百長問題
先月、韓国Kリーグで八百長問題が発覚。
選手がブローカーから金銭を受け取り、試合の勝敗を意図的に操作したというもので、既にブローカーや元選手に加え、現役選手5人も逮捕されているようです。
しかし、今後も逮捕者などは増える可能性があるようですね。
そして、5月30日には主犯格を名乗っていたというMFチョン・ジョングァンが自殺。
八百長に関わったことを認める遺書が、見つかったそうです。
これに関しては詳しくはこちら。
5月上旬には仁川のGKユン・ギウォンが自殺しており、こちらも八百長問題が原因であると考えられているようです。
またイタリアでは何とイタリア代表のシニョーリが、昨年まで八百長に関わっていたとして昨日逮捕されました。
その他16人の選手が逮捕拘束されているとのことで、こちらも大規模な八百長となっているようです。
イタリアではユベントスのカルチョ・スキャンダルも記憶に新しいところですね。
近年では中国でも八百長問題が話題となり、昨年中国サッカーリーグ会長なども逮捕されるなど、大がかりな摘発が行われました。
その中には日韓W杯予選の試合なども八百長の疑いがかけられており、長い期間で八百長が行われていた疑惑がある模様です。
また昨年はクロアチアでも八百長問題で選手に逮捕者が出ていますし、ドイツでも南アフリカW杯予選ヒテンシュタイン対フィンランド戦で審判を買収したとしてクロアジチア人の2被告に対して、先月懲役5年6カ月を言われたばかりです。
Jリーグではそういったことはないと信じたいですけれども、海外ではこれだけのサッカー八百長問題が起こっており、日本では相撲賭博などもあったわけで(そういえば当時はロシアのニュースでも大きく取り上げられていました)、そういったことが起こる可能性を完全に否定するというのは難しいはずです。
FIFAも2009年欧州で行われた試合約300試合に八百長疑惑があることを発表しており、昨日のFIFA総会でも話題に上ったようです。
日本でも八百長が起こらないことを信じるだけではなく、起こる可能性も想定しての予防策・対応策を考えていかなければいけないのかもしれません。