インディ500、佐藤琢磨はリタイア
先週末、今年で100周年を迎えたインディ500が開催となりました。
前レース・サンパウロでレース終盤までトップを走行していた佐藤琢磨は、10番グリットからの決勝スタート。
決勝レースでの走行にも期待が高まっていたですが、ハンドリングがおもわしくなく、ズルズルと順位を下げると、20週目にクラッシュしリタイア。
IRLにはスタンドからドライバーに指示を出すスポッターという役割があるのですが、この場面ではスポッターの指示が遅れ他マシンと接触してしまったそうです。
しかし、レースの方は非常に盛り上がったようで、最終周までIRLルーキーのJR.ヒルデブランドがトップを走行していたのですが、最終コーナーで周回遅れのマシンと接触しウォールにヒット。
最終的に優勝はダン・ウェルドン。
2005年に続く、2度目のインディ500制覇となったそうです。
レポートはこちらなどで。
なお、ヒルデブランドはウォールにヒットしたまま2位でフィニッシュ、3位にはG.レイホール、4位には琢磨のチームメイトKVレーシングのトニー・カナーンが付けたそうです。
ルーキーが見せ場を作り、チームメイトのカナーンも決勝では頑張ったことを考えると、琢磨にとっては残念な結末でしたね。
IRL一番のお祭りが終わってしまったわけですけど、シーズンは続くわけですし、今後の活躍を期待したいところです。