田鍋陵太の加入とジェフトレセン

田鍋 陵太選手(三菱養和サッカークラブユース) 2011年度「JFA・Jリーグ特別指定選手」承認のお知らせ


 ということで、遅くなってしまいましたが、三菱養和田鍋陵太特別指定選手としてジェフに参加することになりました。
 Jリーグの公式発表によると(新居の鳥栖移籍も正式に決まったそうで、こちらもおめでとうございます)、背番号は「29」。
 ジェフにとっての「29」と言えば、阿部、勇人、水野、青木孝太などが付けていた”期待枠”であり、クラブとしてはそれだけ思いを寄せているのかなと感じます。


 公式リリースのタイトルにわざわざ正式なチーム名を入れているところには、相手との関係を考えてのことなのかなぁといった印象も。
 細かなことですけど、こういったことの積み重ねが重要だとも思いますし、周囲に気を配れるクラブであってほしいですね。



 昨年は神戸さんとの繋がりで久保を強化指定選手として受け入れ、今期の入団にこぎつけました。
 今回はたぶん斎藤和夫氏のコネクションで今回の件に繋がったのでしょうし、こういった繋がりは大事にしていきたいですね。


 一方、ジェフアカデミーでは各地域のトレセン参加選手全員に対して、ジェフでサッカーをしてみたい選手を練習に招待するジェフトレセンを毎週行っています。
 昨年の久保、今年の田鍋、そしてトレセンの若い選手達と、とりあえず少しでもいいからジェフでの練習を体感してもらう。
 そして、自慢の「ユナパ」、「フクスク」、「フクアリ」で好印象を与えようということなのかなと思います。



 田鍋陵太に関しては、いろいろな方のお話を聞いても評判が良いようで、素直に楽しみです。
 まずはウイングでのプレーとなるのでしょうか。
 以前取り上げた際の報道だと、獲得を目指すクラブも多い(名古屋、浦和、川崎、横浜FMなど?)そうなので、ジェフとしては簡単ではないのかもしれませんが、来季の本契約に向けて良い足がかりになれば…と思います。