深センの試合は急遽延期に トルシエは帰国

 24日に行われる予定だった中国スーパーリーグ第4節深セン江蘇舜天戦ですが、試合直前の22日に開催の延期が決定になったそうです。
 中国のこちらの記事などによると、当初は深センのホームスタジアムである深センスタジアムで試合を実施する予定でしたが、8月に行われるユニバーシアード大会に向けた工事が予定通り完了せず、使用が出来ない状況に。
 代わりにリーグ戦第2節、ホーム開幕戦でも使用した恵州オリンピックスタジアムでの開催を行うことに一時はなったようなのですが、コーディネイト(とりまとめ?)に対する費用が支払われていなかったため、そちらも使用できず。
 その結果、試合自体が延期されたそうです。
 ずいぶんお間抜けな話しですね…。



 一方、こちらの記事では、トルシエ監督が個人的な理由でフランスに帰国したとクラブ側が発表したと報じています。
 5月3日に中国に戻る予定となっているそうなのですが、ここまで3連敗を喫しているだけに、記事内でも本当に帰ってくるのかどうか疑問視しているようです。
 その間に深センは1試合、リーグ戦が行われる予定なのですが、その試合は代行の指揮官が指揮を執るとのこと。
 個人的な事情はあったとしても、ずいぶんと期間が空くことになりますよね…。


 ちょっと不穏な空気が流れてきました。
 なかなか浮上のきっかけがつかめない深センとしては、1試合の延期は結果的に悪くないのかな?(両チームのサポーターにとっては残念でならないでしょうが…)とも思ったのですが、それと同時にトルシエ監督も帰国となると…。
 まさかわざと1試合延期した上で、もう1試合は他の監督を試してから、トルシエ監督の今後を決めるとかではないですよね?
 そこまでずる賢いチームなら、こんなに苦労していないか…(笑)


 ともかく、巻と楽山にとっても、いろいろと不安の残るニュースなのではないでしょうか。
 しっかりと選手など周囲へのケアを行ってほしいところですが。