ジェフ、練習試合で川崎相手に4-1で勝利

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　さて、気を取り直して。
　2試合の合計のスコアではありますが、先週土曜日に行われた川崎戦は4-1で勝利とのこと。
　先日も言ったように金曜の練習では、攻撃の意図は明確だったものの、最後のゴール前の質はもう少しだったので、この結果は少し驚きでもあります。
　もちろん相手の状況もわからないので結果だけはなんとも言えませんが、ゲーム形式後のシュート練習でも決定力には課題が見られたので…。
　まぁ、嬉しい驚きですけどね。

　トップ組のゴールが勇人、深井だったというのも、練習を見ると納得ですね。
　特に深井はウイングの位置でのプレーですけれど、求められるのは斜めに走り込んでいってゴールを決めることだと思いますので、チームにとって重要な選手なんじゃないでしょうか。
　そこを考えるとこれまで太田や村井などではなく、深井あたりがレギュラーで起用しているのも、当然のことなのかもしれません。
（マットはとりあえず様子見ということで…。練習でもドワイト監督が直接話しかけていましたし、コミュニケーションが取りやすいという部分はあるんだろうなぁとは感じましたが。）

　もちろん太田や村井などの純粋なサイドアタッカーにも期待したいですし、監督の本来の狙いを超えるだけのアピールをしてほしいところです。
　チームは生き物なわけですし、それによって戦い方が変わってくる可能性もなくはないはずで。
　実際問題としてポストからそのままゴール前に飛び込んでいく形で、どこまで勝点を稼げるのか、中央を固められた状況でもそれを貫き通せるのか？という疑問はあると思いますしね。
　まずは戦術的なオプションとして活躍が期待されるところではないでしょうか。

　中村憲剛は「すごくシンプルだけど捕まえにくかった」と、ジェフを評価していたそうです。
　確かに守備にせよ攻撃にせよ、やっていることは非常にシンプルで、ベーシックなものだと思います。
　昨年、江尻監督がミドルゾーンにおいて難しいサッカーをしようとして、結果的にごちゃごちゃしてしまった状況に比べると、今のところは良い状況なんじゃないでしょうか。

　ただ、現状に満足することなく、進歩を続けていきたいところです。
　ちばぎんカップ、開幕戦、練習試合と良い結果が続いていますけど、他チームのマークも厳しくなるでしょうし、これに油断しないことが大切ですね。
　ベースの部分は少しずつ見えてきましたが、それをどうやって今後強化していくのか、チームの今後が楽しみです。