錦織圭、ナダル戦に関して「心から楽しめた」
マイアミで行われた、ソニー・エリクソン・オープン2回戦。
1回戦でジェレミー・シャルディーを7-6、6-2で下した錦織圭は、シード選手である世界ランク1位ラファエル・ナダルと対戦。
結果は4-6、4-6で錦織のストレート負けとなりましたが、錦織は良いプレーが出来たのではないかと思います。
パワーで勝るナダルに対して、錦織はプレーのキレや鋭さで勝負し、広角に打ち分けてナダルを振るシーンも見られました。
錦織の良さを十分に出せた展開だったと思いますし、負けはしたものの収穫の多い試合だったのではないでしょうか。
錦織本人も自身のブログで、「ここ最近1番のテニス」だったと話しており、「心から楽しめた試合」と感想を述べています。
以前は自信のプレースタイルに悩んでいた印象もあったのですが(自分がやりたいプレーをするのか、結果を重視するプレーをするのか)、これで進む道ははっきりと見えてきたんじゃないでしょうか。
もちろん本人は悩みながらもしっかりと成長していて、それが結果にも表れているのではないかとは思うのですが。
海外での評価も高かったようですし、今後の錦織の更なる成長が楽しみになる…。
そんな試合だったと私は思います。