岡崎の移籍問題に関する雑感

 取り上げないと、「全く興味ないんじゃないか」とも思われるような気もするので(笑)
 凄く気にはなっているんですけど、なかなか取り上げづらい。
 自分の中ではわりと良くあるパターンです。



 状況をまとめると、岡崎は契約の残っていた1月からシュツットガルトの練習に参加。
 1月30日、清水との契約が残っている状況で、清水との交渉なしで岡崎がシュツットガルト入団発表。
 そのため、日本側から国際移籍証明書されず、シュツットガルトでの出場が出来ない状況に。
 清水側の主張も公式サイトにアップされていて、


 シュツットガルトとしては、時差によって日本が2月1日になったところで岡崎と契約したということでしょうか。
 なかなか強引な印象も受けますが、交渉事はそういった面があるのも確か。
 しかし、問題はそれが正当かどうか…というところなのかなぁと。
 そういった獲得方法を考えたのはクラブ側なのか、誰かが入知恵をしたのかも気になりますけど。


 難しい問題ではありますが、あえて1月31日までの契約をしたのかを考えると、こういったケースでも移籍金が獲得できる狙いがあったはずで。
 それを代理人も岡崎本人も理解した上でで、清水と契約をしたはずではないのかなぁと。
 そう考えると誰かが悪いわけではないとは思いますが、誰もが知らなかったというわけでもない気がします。


 1日分の移籍金だから少額しか獲得できないという話もあるようですが、問題なのは「移籍」という形を取れなかったことなのかなと。
 海外でも1ドルで企業を買い取る例は多いわけで、交渉して契約することが重要なのかなぁと。
 今後に関してを考えても。



 岡崎に限らずですが、より多くの移籍金を獲得するには複数年契約を結ぶしかないのでしょうね。
 しかし、以前にも言いましたが、選手側の海外志向が高い以上簡単なことではないと思います。
 もしかしたら清水の今回のパターンは、そんな中での苦肉の策とも言えるのかもしれませんね。


 岡崎の件に関しては全員が納得する状況は難しいのかもしれませんが、うまく話がまとまることを期待したいですね。