フォース・インディア、VJM-04を発表

 フォース・インディアが新車VJM-04を発表しました。
 画像はこちらなどで。


 まず目につくのがフロントノーズ。
 多くのチームが薄型のノーズを選んでいる中で、フォース・インディアはかなり太いノーズの採用。
 また、インダクションポッドは2つに分かれ、ロールバーをブレード化したロータスに近い形状に。
 リアはプッシュロッドを採用しています。
 昨年途中から競争力が落ち資金不足を噂されていたフォース・インディアですが、ニューマシンに関してはしっかりと開発してきた印象を受けます。



 今期からタイヤサプライヤーピレリへ変更になるため、タイヤの活かし方が各チーム重要となります。
 その対策としてフォース・インディアは、元ブリジストンの松崎淳氏を招聘
 フォース・インディアは羽下晃夫氏が08年のマシン開発のプロジェクトリーダーを担当し、吉永雄一がギアボックスを担当するなど(まだ在籍されていれば)日本人の主要スタッフも多いチームです。
 今年も順位的には小林可夢偉ザウバーと争う格好になるかもしれませんし、日本人ファンとしては複雑な思いもありますが、お互いに頑張ってほしいと思います。


 マクラーレンの開発主任に今井弘氏がいたり、ルノーでもペトロフの担当エンジニアが日本人の方だったり、海外のチームでも日本人スタッフは増えている印象があります。
 日本人ドライバーには差別的な見方もあると聞きますが、エンジニアに関しては評価が高いのかもしれませんね。
 これは第2期のホンダや無限ホンダ、ブリヂストンなどが、着々と結果を残してきたからなのでしょうか。
 ホンダ、トヨタなどの撤退で日本チームは不在となりブリヂストンもF1から離れてしまいましたが、F1で頑張っている日本人の方達はまだまだたくさんいらっしゃるわけですし、希望を捨てる必要もないのかなと思います。
 ドライバーだけでなく、スタッフも含めてF1だと思いますし、ぜひ頑張ってほしいですね。



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