ロータス・ルノー、ハイドフェルドをテスト
先日とりあげましたが、ロータス・ルノーのクビサがラリーで大クラッシュ。
その後の手術で右腕切断は免れましたが、長期離脱は確実となっているようです。
当初は短期間での復帰が考えられていたのか、リザーブドライバーのブルーノ・セナがクビサの代役として有力候補と言われていました。
しかし、全治には1年間程かかる可能性も示唆されると、より経験豊富なドライバーの名前が浮上。
確かに1年間ペトロフとブルーノのコンビを通すとなれば、不安もあるでしょうしね。
その後、現在はシトロエンからWRCに参戦しており07年F1チャンピオンであるキミ・ライコネンの名前も挙がりましたが、コスト面の問題もあってかその可能性はなくなったようです。
ライコネンはこれまでに何度もF1復帰の噂がありましたが、こちらでも書かれているように、あまりF1復帰には興味がないのかもしれませんね。
もう1度チャンピオンの座には輝きましたし、“自分のチーム”を作りたいといった性格でもないのでしょうし。
最終的には昨年途中ザウバーから参戦していたニック・ハイドフェルド、フォース・インディアを解雇となったビタントニオ・リウッツィ、そして昨年ロータスでHRTから参戦したブルーノ・セナの3人に絞られた模様で、ハイドフェルドは今週のへレステストに参加することが決定した模様です。
開幕直前で多くのドライバーは今期の予定が決まっていますし、素早く結論を出さなければいけないことを考えれば、妥当な流れなのかなと思います。
ハイドフェルドは昨年のザウバーで小林可夢偉とチームメイトになり、可夢偉の方が同等かそれ以上の結果を残したわけで(もちろん可夢偉の方が有利だったという見方もあると思いますが)、ハイドフェルドが現段階でどれだけの走りを見せられるのか…というのは、可夢偉の実力を分析する上でも気になるところです。
個人的にはクビサも大好きなドライバーだったのでクビサの走りが見られないことは残念ではありますが、ハイドフェルドの走りにも注目したいですね。
まずはテストから、ということになりますが。