インディ・ジャパン、今年限りで終了
ツインリンクもてぎを運営するモビリティランドが、2011年を最後とし翌年以降インディ・ジャパンを開催しないことを明らかにしました。
ニュースはこちらなどで。
理由はやはり近年の経済環境による部分が大きいようですね…。
記事にもあるように2003年に初開催となったインディ・ジャパンは、シリーズにとって初の海外レースでした。
2003年からCARTに参戦していたトヨタとホンダがIRLに移ったのと同時に、98年からCARTを開催していたツインリンクもてぎもIRLに移動。
タイヤもブリヂストン系のファイアストンで、03年当時は鈴木亜久里氏がスーパーアグリ・フェルナンデスを率いて日本人ドライバーを乗せるなど、日本とも馴染みの深いカテゴリーでした。
しかし、2005年にはトヨタがF1に集中するという意味もあって、IRLからは撤退。
2007年にはスーパーアグリによるIRL挑戦も終了し(母体が異なることもありF1の活動も続けながらのIRL参戦でした)、今年も日本人フル参戦は佐藤琢磨のみ…と考えていけば、日本との関係性も徐々に薄れてきたのかなぁとも思います。
残念ながら武藤英紀が今年のシートを得られなかったのも、日本からのサポートがなくなった可能性があるのかなぁとも思いますし。