ヴァージン、新車MVR-02を発表

 ヴァージンが新車MVR-02を発表しました。
 画像はこちらなどで。


 今年も昨年に続き、コンピューターによるCFDのみでの開発となりました。
 しかし、流行りのハイノーズではなくローノーズで、リアの絞り込みこそ厳しくなりましたが、大きな変化はないのかなぁと。
 昨年はゼロからのマシン開発、しかも風洞なしということで、マシンを作れたことがまず評価されたヴァージンですが、やはりCFDだけではそこからの緻密な開発は難しいのかなぁとも感じてしまいます。
 まぁ、予算面などの問題も大きいのかもしれませんけどね。


 今期からヴァージンは冠スポンサーにロシアの自動車メーカーであるマルシャが付き、マルシャ・ヴァージン・レーシングに名称が変更。
 車体名もMVRとなり、チーム国籍もロシアに変更。
 ロシアはペトロフの例を見ても積極的にF1に関与しようという意欲が見られますが、チームとしてのポテンシャルがなければ注目もなかなか集まらないでしょうし、今期は頑張りどころかもしれませんね。