水戸、公式試合安定開催基金の借入申請

 水戸がJリーグ公式試合安定開催基金から3000万円の借入申請を行ったとのことです。
 クラブの公式サイトより。
 水戸は現在toto基金から3000万円を借入れており、その返済が1月末までとなっているそうなのですが、その返済が出来ないため公式試合安定開催基金からの借入に切り替える形になることを要請したとのことです。
 水戸は今オフ大和田や作田などの主力選手が流出しているのですが、それも経営面の問題が大きいのかもしれませんね。


 しかし、今回の水戸の公式リリースにはこのような内容も。

しかしながら、世界的な不況を反映したスポンサー企業の撤退や、選手の移籍金制度の撤廃などにより、弊社の経営状況は非常に厳しい現状にあります。

 やはり小規模チームの、しかも水戸のように若手選手を育成することに長けたチームにとっては「移籍金制度の撤廃」は大きなダメージなのでしょうね。
 選手を売って移籍金を得るには、長期契約をしなければいけない。
 けれども、長期契約をするためには元手が必要…ということなんでしょうか。
 今オフの選手の移籍も、もしかしたら総年俸を減らすための放出であり、大きな額の移籍金は得られていない可能性もあるのかもしれませんね。