小林可夢偉へのインタビュー

　産経に小林可夢偉のインタビューが掲載されていますので、ご紹介を。
　興味深かったのは最後の部分。

−２年目の今年は真価が問われますね
可夢偉　大事な年。僕にとってもチームにとっても。Ｆ１では「才能」「実力」はあって当たり前。あとは…「お金」という人もいるけど「運」かな。全てがそろわないと生き残れない、厳しい世界です。

　やはり「お金」部分を指摘されることも多いのでしょうね。
　実際問題として、ステップアップの1つの要素になる部分だと思いますし、そのためにもより注目を集められるように頑張ってほしいと思いますが。

　その資金面が付いてくるかどうかも「運」次第なのかもしれませんし、上位チームのシートが開くかどうかも重要な「運」なのかもしれませんしね。
　ただ、ともかく来季に関してはリーダーシップを発揮できるかどうかが、一番重要ではないでしょうか。
　ペドロ・デラ・ロサやニック・ハイドフェルドはいなくなり、テストドライバーも含めて若い陣営で臨むザウバーですから、マシンの開発能力を含めて可夢偉のチーム全体を引っ張る力が求められるはずです。
　「速さ」に関しては昨年十分見せてくれましたし、「速さ」だけでないチームリーダーとしても期待できるドライバーとして評価を上げることが、可夢偉の将来にとって非常に重要なことなんじゃないかと思います。
　今期はぜひそのあたりの部分も期待しています。