アムカル、プレミア残留も?アムカル、サターンの最終期限は1月25日

 財政難により2011年シーズンからのロシアプレミアリーグ撤退を発表したアムカル・ペルミサターン
 クラブが公式に発表後にもかかわらず、その後も様々な報道があり両クラブの将来はいまだにはっきりしない状況ではありますが、ロシアプレミアリーグの会長がインタビューに答え、1月25日がプレミアリーグ残留における最終期限であるとを述べています。



 12月中旬にプレミアリーグ撤退を表明したアムカルに関しては当初昨年のクリスマスにもクラブの将来が決まるといわれており、次に1月15日にはプレミアリーグ継続の締め切りとなるという報道もされていました(こちらはクラブ側の都合による最終期限ということなのかもしれません)。
 撤退発表後アムカルのサポーターは募金を行っており、アムカルの公式サイトによると47500ルーブル(日本円で約13万円くらい?)をひとまず受け取るなど、プレミア続投を後押しする動きも積極的に行われています。


 「アムカルとサターンはスポンサーを見つける2週間の猶予を与えられた」とタイトルに書かれているこちらの記事によると、アムカルからプレミアリーグ宛には2つの手紙が送られてきていたことをプレミアリーグの会長が明らかにしているようです。
 1つはプレミアリーグ撤退に関してですが、もう1つは期限を今年の1月末まで伸ばしてほしいといった内容だったとのこと。
 そして、アムカルのプレミアリーグ残留に関して状況は“良好”であると予測しているそうです。
 一方のサターンに関しては、クラブの将来に関しての情報は持ち合わせていないとのことで、こちらは厳しい状況なのかもしれませんね。



 ただ、状況が“良好”であるといった情報も、リーグ側の期限を伸ばすためのものなのかもしれませんし、具体的な報道は出ていませんから、状況は不透明なのかなとも思います。
 もちろん槙野加入があって半年間アムカルを応援してきた自分としても、残ってほしいとは思うのですが…。


 クラブの将来が不透明な状況が続けば、当然そこに所属する選手達の未来もなかなか決まらないわけで。
 F1などモータースポーツでもそうですが、ストーブリーグでチームがはっきりとしない回答を続ければ、それだけ時間が経過して選手の選択肢も限られていってしまうわけで、巻としてもできるだけ早期に決着を付けてほしいところではないかと思います。
 もちろん一度は放出候補に上がってしまったわけですから、クラブがプレミアリーグ残留できたところでチームに残れるかどうかはわからない状況ではありますが。
 しかし、他チームにしてもアムカルがこういった状況では、所属選手に声もかけにくいでしょうし。
 ましてや、契約が残っている巻のような選手の場合は、移籍金などの問題も出てくるわけで、なおさら複雑な状況になるのではないでしょうか。
 ともかくアムカルにとっても巻にとっても良い方向に進むことを祈るばかりです。