ザッケローニ監督の3バックの狙い

 もう少し3バックに関しては様子をみたいと思っていたのですが、どうもメインはやはり4バックになるそうで。
 ここまでに気になった情報を少し。

フォーメーションは、昨年の二つの親善試合で使った「4―5―1」をアジア杯でも使う予定だが、この合宿では「3―4―3」を初めて試した。ザッケローニ監督をイタリア・ウディネーゼ時代に一躍有名にした得意の陣形は、「どのシステムにも対応でき、守る時のマークの付き方、攻める時のマークの外し方を学ぶことができる」という。(朝日

 去年ザッケローニ監督が始めて指揮を執った段階では、基本4×4でボックスを作り前後左右の選手が連携して相手を囲む守備を作っていたはずで。
 そうなってくると、3-4-3ではボックスを作るのは難しくなる可能性もあるので、上の発言は少し意外だなぁと思っていました。
 やり方を変えるというのならともかく(2人で囲むというのは基本としても)、「どのシステムにも対応でき」という点は、どうなんでしょ?


 もしかしたら単純に中澤、闘莉王、栗原と強いCBがいないから3バックを試したのかなぁとか、3トップというより広島や07年前半のアマルジェフのような1トップと2シャドーで香川と本田を活かすシステムを考えているのかなぁとか(ようするに守備よりも攻撃改善?)思っていたのですが、こちらを読むとそれも違うのかなぁと。

3−4−3は指揮官が母国イタリアのウディネーゼを躍進させ、高い評価を勝ち得た攻撃的システム。「サイドで数的有利がつくれ、中盤の4人が並んでブロックできるので3トップの守備機会も減る」と語る。(時事通信

 ポイントは中盤で4枚が並んでブロックを作るというところなのかもしれませんね。
 高い位置からラインで守って、ボールを奪うということなんでしょうか。


 朝日新聞の方に書かれている「マークのつき方、外し方」というのも、もしかしたら相手を押し込むことで自分達のポジショニング(高さ)が代わってくるから…ということ?
 ボックスの4×4の場合は、単純にスペースを消せばいいはずですけど、3バックの場合は特にサイドの位置が流動的になりやすいはずですし…。


 まぁ、練習も試合も見ていないので詳しくはわからないですけどね(笑)
 でも、報道でもいろいろと情報は聞けますし、昨年試合もしているだけにそこをベースに考えることが出来るので、いろいろ楽しみです。



 なにせジェフに関しては、ドワイト監督はどんなサッカーなのか何をするのかといった情報を出してくれませんから、今は待つだけの状況ですしね。
 そりゃあ不安が先行しても仕方ないよね…と思うのですけど。


 雑誌のUNITEDの1月号にはドワイト氏のインタビューも掲載されるそうで。
 UNITEDonlineの方に加入しているので情報遅れるけどそれでいいや…と思ってて、気になるときにたまに買う程度なのですが、今回は買うべきなんでしょうか。
 でも、根本はそういう問題じゃないですよね。
 …って、最後は結局ジェフの話になってしまいましたけど(笑)