元旦の天皇杯決勝、鹿島が制す

 天皇杯決勝、今年のカードは鹿島対清水だったわけですが、2-1で鹿島の勝利となりました。
 準々決勝の清水対G大阪、鹿島対FC東京の試合を見る限りだと、勢いは清水なのかな…と思っていたのですが、そこは百戦錬磨の鹿島といったところなのでしょうか。
 鹿島は90分間の勝ち方だけでなく、1シーズン通しての力の入れからを知っているチームなのかもしれませんね。
 これこそが本当の勝者のメンタリティなのかもしれません。
 戦い方は至ってシンプルだと思うのですが、それでも長年同じスタイルで築き上げたチームなだけに、度の試合のどの時間帯に力を入れるのかがチームの共通理解として出来上がっている印象があります。


 これで最後のACL出場権枠は鹿島が勝ちとる結果になりました。
 ぜひともACLでもその力強さを発揮してほしいところではあるのですが、シーズン通しての力の入れ具合を知っているチームだからこそ、ACLでは結果を出していないのかもしれません(笑)
 優先順位の問題だと思うので、そうなってくるとオフの動向も含めてACLも勝ち抜きつつ国内でも結果が出せるだけの準備が出来るかどうかも重要な問題なのかもしれませんね。
 ポルトガル1部ウニオン・レイリアからFWカルロン補強に成功した鹿島ですが、噂のあったアレックスはどうなるんでしょ。